新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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カナクギノキ:金釘の木(釘にはならない)

2007-11-21 07:04:32 | 植物観察1日1題

カナクギノキ:金釘の木(クスノキ科クロモジ属)が赤い実をつけています。
山地に生える落葉高木で、高さは10m~15mほど、秋の黄葉が美しい木のひとつです。
互生する葉は長さ6~15cm、幅2~4cmの長楕円形で表面は無毛、裏面は白っぽくなります。
雌雄別株で、花期は4月、葉が開くのとほぼ同時期に淡黄緑色の小さな花を固まってつけます。
果実は直径5~7mmの球形で秋に赤く熟します。
材は小楊枝や細工物に使われますが、弱いので釘に使われることはありません。カナクギの名は金釘ではなくて樹皮の模様から鹿の子木が訛ったのではないかといわれています。

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