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徳沢園前の広場でテングクワガタ:天狗鍬形(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)の小さな花を見かけました。
北半球の亜寒帯に広く分布し、本州中部地方以北・北海道の亜高山地帯のやや湿ったところに生える多年草で、茎は下部で枝分かれし、細長く四方に広がって繁殖します。
葉は対生し、長さ1~2cmの卵型または長楕円形です。花は夏、多数の小花を総状花序につき、直径5~7mmで4深裂し、下裂片はほかより小さくなります。花弁は淡青紫色に濃い青紫色の筋があります。
仲間のクワガタソウの名は三角状扇形の果実が兜の鍬形に似ていることから来ていますが、テングクワガタの果実は必ずしも鍬形状ではありません。ただ、向かい合った2個の雄蕊の形を鍬形と見立てることもできそうです。
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