新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ナヨクサフジ:なよ草藤(なよとはいえぬ)

2007-05-20 07:22:45 | 植物観察1日1題

淀川河川敷の道を歩きますと、両側にナヨクサフジ:なよ草藤(マメ科ソラマメ属)のムラサキ色の花が延々と続いています。
ヨーロッパ原産で、飼料や緑肥として栽培される1年生草本で、1943年に天草島での帰化が報告され、今では、本州から沖縄にかけ広く道端や河川敷に進出しています。
花期は春から夏、長さ1.5cmほどの紫色の蝶形花を1方向に穂状につけます。
ナヨクサフジは、旗弁の爪部が舷部より長く、萼筒の基部は膨らんで後ろに突き出て、柄が下側につきます。
あちこちに分布を広げ、どうかすると秋の終わりごろまでも花をつけているなど、名に似合わずしたたかな外来種です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿