新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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オランダフウロ:和蘭風露(林立する尖塔)

2012-05-05 20:01:15 | 植物観察1日1題

空き地にたくさんのオランダフウロ:和蘭風露(フウロソウ科フウロソウ属)が咲いていました。
ヨーロロッパ、南北アメリカ、中近東、ヨーロッパ、アジアなどに広く分布する越年生草本です。江戸時代末期の嘉永年間に観賞用に輸入されたといい、今では全国各地の道端や畑の周辺に散発的に見られます。
全体に白毛があり、茎は基部で分岐して横にひろがり、対生する葉は羽状複葉で、小葉は細かく裂けます。春、葉脇に長い花序を出し、直径5㎜ほどの淡紅色の5弁花を数個散生します。
面白いのは、長さ3~5cmの嘴状の果実です。さながらヨーロッパなどでよくみられる、林立する尖塔のようです。

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