新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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ヒメフウロ:姫風露(舶来もの?)

2011-04-28 15:23:48 | 植物観察1日1題
何年か前に、近所の方から名前を知らないがといっていただいた草花が、こぼれ種で毎年花をつけるのですが、帰化植物か何かと思っていたところ、京都府立植物園でヒメフウロと名札がついていたのでおや?と思いました。
図鑑ではヒメフウロ:姫風露(フウロソウ科フウロソウ属)は、塩を焼いたような臭気があるのでシオヤキソウの別名がある石灰岩地に生える高さ20~60㎝の1年草~越年草で、花は淡紅色で直径約1.5㎝、がく片に腺毛があり、5個の花弁には濃い2個の筋が目立つとあります。
じつはこのフウロソウなら、伊吹山で撮影したものを07年9月3日に取り上げていますが、植物園のものとも、庭に咲くものともどこか様子が違います。
ネットで検索してみると、イギリス原産か何かの種がヒメフウロの名で売られていて、あちこちの庭で普通に咲いているというような記事がありました。
植物園が間違った表示をするとも考えられませんが、石灰岩地に咲くヒメフウロと、どこの庭にも見られるヒメフウは、同種なのか、同名異種なのか、疑問が残ったままです。