チドリノキ:千鳥の木(葉のつき方は千鳥ではない) 2007-12-17 07:23:34 | 植物観察1日1題 カエデらしからぬ葉形のカエデは7種類ほどありその筆頭はこのチドリノキ:千鳥の木(カエダ科カエデ属)です。別名がヤマシバカエデといわれるように葉の形や、黄葉の色合いまでがサワシバやクマシデに似ています。葉の縁には鈍い重鋸歯があり、平行する18~25対の脈が目立ちます。 けれども葉が対生することや、千鳥の飛ぶ姿に見立てた本名のとおり翼果をつけるので類似種との区別が出来ます。 写真は2枚、対で残った黄葉ですが、葉は黄葉後もいつまでも残ることが多いようです。