オオカメノキ(スイカズラ科ガマズミ属)の丸い葉がまだ残っているのに、もう冬芽がはっきりと膨らんでいます。葉の虫食われがなまってのムシカリの別名もあるオオカメノキは、山地に生える落葉低木で、対生する葉は長7’~15cmの卵円形~広卵形で、縁に鈍い鋸歯があり、表面の脈はへこみます。
4~6月に咲く花は、花穂の中心部に小さな両性花、周りに白い装飾花がとりまきます。05年5月15日記事05年5月15日記事
冬芽は柄があり2枚の幼い葉が向き合い、間に球形の花芽を抱くようにしています。よく見れば防寒用か褐色の星状毛がありますが、こんなに早くから膨らんで、長い冬を耐えられるのかと心配になってきました。