昨日のコシアブラは5枚の小葉を持つ複葉ですが、近い仲間のタカノツメ:鷹の爪(ウコギ科タカノツメ属)は3出複葉です。いまコシアブラより艶があって、濃い黄色に色づいています。
山地に生える落葉高木で、高さ8~10m、葉は枝先に集まってつき、普通3出複葉で長い柄があります。
コシアブラと同様、若芽は食用にされますが、味はコシアブラには到底及ばないといいます。
和名は冬芽の形が鷹の爪の形をしているところから来ています。
材が柔らかくもろいところからイモノキという別名があります。
コシアブラとタカノツメは、よく似た場所で、よく似た時季に、よく似た黄葉になる木同士ですが、葉が5枚か3枚かで容易に区別される木です。