初夏の風に乗って白いアカシアの花房が揺れ、甘い香が流れて来ます。
アメリカ北部の東海岸が原産地のこの木は、明治初年街路樹用に導入されましたが、強健で成長が早く寒地や荒地でも育つため今では全国いたるところに生い茂っています。
わが国では、アカシアで通っているこの木、正しくはマメ科のハリエンジュ(針槐樹・針槐)で、ニセアカシアという別名を持ちます。(アカシアについては4月10日の記事、「本当のアカシア?ミモザ」を参照下さい)
白秋の「この道」、清岡卓行の「アカシアの大連」に出てくるアカシアは、札幌・大連の土地の状況からニセアカシアであることに間違いないと思いますが、西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」のアカシアはどれかわかりません。でもアカシアの雨にうたれて冷たくなっている骸をイメージするとき、鮮やか黄色のミモザ系統よりニセアカシアのほうがぴったりのように思えますがいかがでしょうか。
アメリカ北部の東海岸が原産地のこの木は、明治初年街路樹用に導入されましたが、強健で成長が早く寒地や荒地でも育つため今では全国いたるところに生い茂っています。
わが国では、アカシアで通っているこの木、正しくはマメ科のハリエンジュ(針槐樹・針槐)で、ニセアカシアという別名を持ちます。(アカシアについては4月10日の記事、「本当のアカシア?ミモザ」を参照下さい)
白秋の「この道」、清岡卓行の「アカシアの大連」に出てくるアカシアは、札幌・大連の土地の状況からニセアカシアであることに間違いないと思いますが、西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」のアカシアはどれかわかりません。でもアカシアの雨にうたれて冷たくなっている骸をイメージするとき、鮮やか黄色のミモザ系統よりニセアカシアのほうがぴったりのように思えますがいかがでしょうか。