「なんじゃもんじゃ」はどんな木じゃ：ヒトツバタゴ

「なんじゃもんじゃ」という風変わりな別名を持つのは、モクセイ科ヒトツバタゴ属のヒトツバタゴという木です。
この木は、あるいはこの別名の由来になったのかもしれないくらい非常に珍しい木だそうです。わが国では、岐阜の東濃地方、愛知・長野の一部、対馬に隔離分布しており、自生地の多くは国の天然記念物に指定されています。
２ｃｍほどの、純白の細い花びらが４枚あり、これが一斉に咲くと雪が積もったかのように真っ白になります。
この珍しい「なんじゃもんじゃ」、今、豊中市にある都市緑化植物園で咲いています。名前にそぐわない、清純そのもの花と思いますがいかがでしょうか。