一枚の植田に弾く雨の音
薔薇に寄り薔薇も雫も傘の中
夏めくや溝に大きな迷い鯉
薔薇談義カメラ片手に耳すます
薄暑室夫の膝への注射針
玉葱の黒のシートの抜かれ穴
5月23日 一日雨
月1回の整形外科へ。主人は両膝の注射。薬が出る合間に一人で近所の田圃道を歩く。茨木市の山の手なので、結構田が残っている。一枚だけ田植えが済んでいて、後はまだ水が入ってない状態でした。
帰りに若園バラ園へ寄る。雨でも香りは濃い。満開なのです。ゆっくり入り口付近の薔薇を見る。
薔薇に寄り薔薇も雫も傘の中
夏めくや溝に大きな迷い鯉
薔薇談義カメラ片手に耳すます
薄暑室夫の膝への注射針
玉葱の黒のシートの抜かれ穴
5月23日 一日雨
月1回の整形外科へ。主人は両膝の注射。薬が出る合間に一人で近所の田圃道を歩く。茨木市の山の手なので、結構田が残っている。一枚だけ田植えが済んでいて、後はまだ水が入ってない状態でした。
帰りに若園バラ園へ寄る。雨でも香りは濃い。満開なのです。ゆっくり入り口付近の薔薇を見る。
けいじさま、「薔薇」の句へコメントを有難うございます。雨の薔薇も香りをちゃんと持っていて、楽しめます。
雨の中のバラ園。しっかり見ようと近づくと句ができる。中7がいいと思います。
気になったこの句をまた読み返しました。句意を汲み切れなかった昨夜は気が散っていたのでしょう。田圃に弾く雨に耳を傾け聞く作者の静かな佇まいと澄んだ心から生まれた句と思いました。綺麗な句ですね。
田園の中の静かな植田一枚にたって、雨の音を聞いておられる静かな一刻、なつかしい音でもあり、心の音でもあるようです。
野田ゆたか様、コメントを有難うございます。ゆたか様のブログに選を取り入れて頂き有難うございます。田に入れるための溝にいた鯉です。小さな鮒はいるのですが、ごみよけのために柵がありその幅よりは遙かに鯉は大きくどうなるのかしらと・・初めてのことです。「濁り鮒」勉強になりました。
産卵のために淀川の本流を出て支流を上る鮒・鯉類(俳句季語/濁り鮒)。山奥の用水路まで上ると言われています。溝の鯉に夏めく景が広がって来ました。 (鯉は、ここ数日の雨による増水で飼われていたのが流れ出たのかもしれませんが、濁り鮒の類として句を拝見しました。)
植田に」に響く激しい雨の音
不順な気候で困りますね。稲もしっかり育って欲しいですね。