日生は、波穏やかな瀬戸内の海ではぐくまれた、岡山県下でも魚介
類が豊富な漁師町でもある。
中でもカキは、広島県や宮城県に比べると意外と知られてはいないが、
平成28年度の生産量は当県が全国第三位、シェアはおよそ1割である。
広島のシェアは突出していておよそ6割と言い、それには遠く及ば
ないものの、宮城とは拮抗し、この三県で全国生産量のおよそ8割を
占めている。
岡山県内のその主要な産地がここ日生やその周辺地域だ。
瀬戸内海が深く入り込んだ片上湾や日生湾では、沢山のカキ筏を目
にすることができる。
街を歩けば養殖に使用するホタテの貝殻が山積みされた姿を、また漁
港近くではカキ打ち姿をいたるところで目にすることも出来、カキの
故郷を実感する。
このほかにもアナゴやシャコも知られている。
アナゴはてんぷらで食べてもおいしいが、ここでは甘辛いたれを絡ま
せて焼き上げる。
その香ばしい香りと甘さが相まって、うなぎよりは、あっさりとした
味わいで食べやすく、絶品である。
また鮮度の落ちるのが早いと言われるサワラが、刺し身で味わえる
のは、この地ならではの贅沢だ。
身が肥り、脂がのった立春の頃は「寒ザワラ」と呼ばれ、特にうまい。
因みに岡山県は、サワラの消費量が全国一である。
日生町内に或の二つの港を結び、町内を抜ける国道250号線沿がメイ
ンストリートである。
通りにはそんな海産物を売る店や、地元の漁師がその日獲ったばかりの
新鮮な魚介類を提供する食事処も多く、中には買ったものをその場で焼
いて食べられる店もある。
特にカキのシーズンは、炭火焼きの出来るカキ小屋がオープンする。(続)
にほんブログ村
類が豊富な漁師町でもある。
中でもカキは、広島県や宮城県に比べると意外と知られてはいないが、
平成28年度の生産量は当県が全国第三位、シェアはおよそ1割である。
広島のシェアは突出していておよそ6割と言い、それには遠く及ば
ないものの、宮城とは拮抗し、この三県で全国生産量のおよそ8割を
占めている。
岡山県内のその主要な産地がここ日生やその周辺地域だ。
瀬戸内海が深く入り込んだ片上湾や日生湾では、沢山のカキ筏を目
にすることができる。
街を歩けば養殖に使用するホタテの貝殻が山積みされた姿を、また漁
港近くではカキ打ち姿をいたるところで目にすることも出来、カキの
故郷を実感する。
このほかにもアナゴやシャコも知られている。
アナゴはてんぷらで食べてもおいしいが、ここでは甘辛いたれを絡ま
せて焼き上げる。
その香ばしい香りと甘さが相まって、うなぎよりは、あっさりとした
味わいで食べやすく、絶品である。
また鮮度の落ちるのが早いと言われるサワラが、刺し身で味わえる
のは、この地ならではの贅沢だ。
身が肥り、脂がのった立春の頃は「寒ザワラ」と呼ばれ、特にうまい。
因みに岡山県は、サワラの消費量が全国一である。
日生町内に或の二つの港を結び、町内を抜ける国道250号線沿がメイ
ンストリートである。
通りにはそんな海産物を売る店や、地元の漁師がその日獲ったばかりの
新鮮な魚介類を提供する食事処も多く、中には買ったものをその場で焼
いて食べられる店もある。
特にカキのシーズンは、炭火焼きの出来るカキ小屋がオープンする。(続)
にほんブログ村