簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

下里瀬温泉(JR乗り潰しの旅・大糸線)

2021-06-16 | Weblog


 今晩の宿は、国道148号線沿い、駅から車で5分程、姫川の畔に建つ
「下里瀬(くだりせ)温泉」の一軒宿「サンテ・イン・おたり」を予約
している。
到着は事前に伝えてあり、南小谷の駅前には迎えが来ているはずだ。



 ビジネスホテル並みの低料金で泊まれる宿としても知られている。
安いけどここでしか味わえない地元産の食材等を使った食事に手抜きはなく、
特に夕食の締めとして出される手打ちの二八ソバは、宿自慢の逸品で、味
も香りも申し分がないと評判で夕食が楽しみである。



 下里瀬温泉は泉温がやや低い31.8度と言う自家源泉を持つ宿で、日帰
り入浴も出来る。泡沫湯、寝湯、水風呂、圧注湯やサウナ等、多彩なお
湯が楽しめるのが売りである。
ただこの温度では流石に冬場は温くて入れないので、幾つもある浴槽は、
加温したお湯が満たされている。



 その中でも古代檜材で作られた小さな浴槽には、冬でも源泉がそのまま
満たされていて、これが温泉フアンの人気を呼んでいるという。
所謂冷泉で、流石に冬場はいきなり入る事は出来ないが、大浴場等で充分
温もった後でこの若干ぬめりのある湯にゆっくり長時間浸かると、身体が
芯から温まってくる。このナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉は、女性に
は美容効果が有るとして特に人気だ。



 位置的には、松本と糸魚川を結ぶ国道沿いに立地していて、立ち寄り
入浴に加え、ソバ目当てのランチスポットとしての利用も多いそうだ。

 また、浴室の前には珍しく整骨院が併設され営業を続けている。
天然温泉の後のマッサージや、周辺には多くのスキー場が点在している
ので、それなりのニーズがあると言う。(続)





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