簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

郷土館と物産館(JR乗り潰しの旅・大糸線)

2021-06-18 | Weblog
 豪雪地帯の小谷村の主要道の除雪は完璧で、車の通行には支障がない。
ただ歩道ともなると、所々に取り除かれた雪がうずたかく積み上がり通路
を塞いでいたり、日陰に残った雪が凍り付いたりで、慣れない身には、危
なくてしょうがない。



 国道148号線沿い、姫川の畔に建つ「下里瀬(くだりせ)温泉」の一軒
宿「サンテ・イン・おたり」で泊まった翌日、朝食を済ませた後、駅まで
車で送って頂いた。
その途中村役場の近くで、「小谷村郷土館」の看板を見付け、立ち寄って
見たくなり躊躇わずそこで下ろして貰った。



 そこは役場の回りに、警察署、古民具店、パン屋、食堂などが集まる
村の中心的な一画だ。
道路から少し引いた場所に、茅葺きの屋根に沢山の雪を頂いた古民家風の
「小谷村郷土館」と蔵をイメージした瓦屋根の「小谷名産館」が建っていた。



 「小谷名産館」は、村内で収穫した様々な物品を販売する直売所で、
「田舎ソバ」が一売りの食事処が併設された施設だ。
この辺りでは評判のそば処らしい。
ソバの一杯位なら朝飯後でも大丈夫との思惑もむなしく、食事の営業は
まだとのことだ。



 郷土館は長い間村役場として使われた建物らしく、その後村の民俗、
考古学、歴史などの資料館として生まれ変わり、有料施設として内部が
公開されているという。
雪深い地をわざわざ訪れる人も少ないのか、生憎冬期休館中であった。



 大糸線の糸魚川方面は、7時38分の始発を逃すと、次は10時台で、
それ以降16時台までは凡そ2時間に一本程度の運行しかなく、後は
19時台と最終の21時台の、一日7本の運行である。
JR西日本の管轄区間に入り極端にその本数が減り、非電化の路線は
正にローカル線そのものである。(続)





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