簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

やぶっちや(JR乗り潰しの旅・関西本線)

2017-02-20 | Weblog
 関西本線は伊賀上野を過ぎると盆地に広がる町並みが消え、丘陵地帯に入り
少し山が深くなり、やがて淀川の支流、木津川が左手から寄り添って来る。



 車窓からはあまり高くはない山々の連なりや、豊かな緑の中に広がるゴルフ場、
次の島ケ原辺りでは、流れが大小の岩を食み急流となる「鯛ケ淵渓谷」の景勝を
見ることが出来る。



 大きく蛇行する木津川のその渓谷の川岸には「やぶっちゃランド」と呼ばれる施設
がある。オートキャンプ場や水遊び場、テニスコート、グランドゴルフ、パターゴルフ
場などを備えた一大レジャーランドだ。
その一角には「島ヶ原温泉・やぶっちゃの湯」もあり、車窓からもそれらの施設の
一部を目にすることが出来る。



 この施設の最寄り駅は島ヶ原だ。
相対式の2面2線を有する駅で、開業は古く関西本線の前身の関西鉄道が開通し
た明治30年に時を同じくして設けられたと言う。
瓦葺屋根を持つ駅舎は、平屋建ての民家を思わす構造で、内部に掲げられた駅
名標識などは懐かしい国鉄時代のものである。



 駅を出ると右手に「まちかど博物館観光案内所」があり、伊賀地域の観光案内や
食事処などの情報を提供してくれる。そんな駅前には列車の到着に合わせ、「島ヶ
原温泉・やぶっちゃの湯」に向かう無料送迎バスが待っている。



「島ヶ原温泉・やぶっちゃの湯」は、「やぶっちゃランド」にある旧島ヶ原村が建設し、
伊賀市の公社が運営する複合温泉施設である。
ちなみに「やぶっちゃ」とは、土地の方言で「みんな」と言う意味だそうだ。(続)





にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 忍者の里(JR乗り潰しの旅・... | トップ | 島ヶ原温泉(JR乗り潰しの旅... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふるさと近く (マジソン)
2017-02-20 13:07:31
我がふるさと近くで懐かしいです
やぶっちや温泉にも何回か行ってます
でもJRで関や亀山方面には2~3回しか行ってません
加太って蒸気機関車には難所だったんですね
私が小学生の時、関西本線最後のSLが走り
たくさんの人が写真取りに来てました
加茂に行かれたら大仏鉄道の遺構がありますよ

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事