簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

観光資源 (岡山市内路面電車・番町線)

2021-07-21 | Weblog


 岡山には、観光資源が乏しいと、自虐的に語られることがある。
県内には全国的に知名度も高い、サワラや牡蠣、白桃やマスカットなど、
海の幸も、山の幸も豊富で多彩、どれも美味しい物が沢山有る。



 しかし、観光的な施設で言えば、大型の滞在型施設や大規模な遊園地・
観光地が少なく、全国的には知名度も低く人気がないかららしい。
観光客は来岡しても、多くは宿泊せず早々に立ち去ってしまうとよく言
われている。有る統計調査によると、7割以上が日帰りの観光客らしい。



 だが県内には、倉敷美観地区を初め、鷲羽山や瀬戸内海、瀬戸大橋の
景観、西の軽井沢・蒜山高原や、鄙びた美作三湯(湯の郷・奥津・湯原
の各温泉郷)、桜の名所・津山の城址公園、新庄宿や旧出雲街道沿いの
各宿場町の古い町並み、桃太郎伝説の浪漫溢れる吉備路、巨大な古墳群
等など、決して資源が乏しいわけではない。



 岡山市内中心部にも、日本三名園の一つ「岡山後楽園」と「岡山城」
があり、この城下周辺の「岡山カルチャーゾーン」の各施設は、是非
訪れて欲しい文化・観光施設だ。
 その近辺には、戦災を免れた古い町屋なども一部残されている。
又近年、旭川を舟で巡る屋形船や、瀬戸内海の島々を巡るクルーズ船の
運行も始まっている。



 しかもそれらはごく限られた範囲に集約されているので、路面電車が
使えるし、歩いて廻ることも可能だ。
又カルチャーゾーン内の各施設間では、「後楽園と県立博物館」「後楽
園と岡山城」等、便利で手軽な共通割引入場券も販売し観光客の誘致に
躍起になっている。(続)



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