簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

実の収穫・梅の話

2011-07-04 | Weblog
 今年も梅の実の収穫が済んだ。

 事の他冬の寒い日が長かった今年は、梅の咲き始めが例年より多少遅れたようだ。
それでも毎年ほぼ同じような時期に成ると、ちらほらと開花が始まる。
 そして、暖かな日差しと共に花は増え、やがて枝一杯に開いた楚々とした花は、その香りと
共に長い間早春の花の少ない時期を楽しませてくれた。





花が終わり、枝から若葉が芽吹き始めるころ、時を同じくして薄緑色の小さな、小さな実が
出来始める。
これを目にすると、今年はどれほど取れるのであろうか、とまた新たな楽しみが始まる。



 昨年は、花が終わり結実する春先に遅霜が降りた。
梅干しの産地として有名な和歌山県の南部梅林でも出来始めた小さな実が、ぽろぽろと落ち
てしまったと新聞が報じていた。
 その年は、例年なら3キロ以上収穫出来るのに、小さな実まで取りつくして、やっと1キロ
ほどと、我が家も同様驚くほど少なかった。

 それに比べると今年の出来はそんなに悪くは無さそうだ。
ここ何年かは、木が弱ってきているのか、花付きも、実成りも一時と比べると若干落ちて来
たようにみえる。
 そのため、今年の花が終わった頃を見計らって、思い切って切り詰めた剪定をしたから、
その事を差し引いても、まずまずの出来のようだ。



 先月の半ば過ぎ、梅雨の間の晴れた日に、大きそうなところを見つくろい、一つ一つ丁寧
に収穫した。
 何時もなら、梅雨に入る直前の行事なのだが、今年は五月の終わりに早々と梅雨入りし、
天気の崩れる日も多く、何となく取りそびれていたのだ。(続)


  にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログへにほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 烏山線 (JR乗り潰しの旅) | トップ | 梅酒・梅の話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事