簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

書くことは、欲望・快楽(投稿1000回記念)

2015-10-23 | Weblog


 2008年10月19日、開設した自身のブログ「バスの助手席」に、記念すべき
第一回目の記事を投稿した。





 当初は週一回、リアルタイムでの投稿を行っていたが、その後予約投稿
と言うシステムの存在を知り、これならもう少し回数を増やすことが出来そ
うと、その後は月・水・金の週三回の投稿を続けてきた。



 以来凡そ7年を経て、今日記念すべき1000回目の記事を無事アップする
ことが出来た。
この間書き連ねた文字数は凡そ70万文字、掲載した写真は6500枚余りに
も及ぶ。我ながら良く続いたものだと思う。





 元々定年退職後の過ごし方の一つと、軽い乗りで始めたブログであり、
当初は単なる時間潰しのような存在であったことは否めない。



 しかし続けているうちに、こんな拙い文章と出来の悪い写真のページでも、
何時も多くの方が訪問し、閲覧していて下さることを思うと、仇や疎かには
出来ないと思い知るのである。



 作家であり僧侶でもある瀬戸内寂聴さんは、以前テレビか雑誌か何かの
インタビューで「書くことは、欲望、快楽である」と言うような趣旨の話をされ
ていたようだが僭越ながら今そんなお心が少し分かったような気がしている。



 時間潰しの手段から、自身の経験・体験を基にして情報を発信すると言う
目的を持ったものに変化した今、ブログでの発信は、大げさに言えばライフ
ワークのようなものだ。





 次は何を調べ、何を書こうか、毎回のネタ探しに苦労はあるが、幸いにも
日本国内の鉄道に乗って旅をするという楽しみを昔から持っていた。
それをネタにすれば何とかなりそうだ。
そんなことを中心に、これまで縷々書き連ねてきた。



 書きたいと言う思いや、書くことの楽しさ、書きあがった時の達成感は、ま
さに欲望が快楽に変る瞬間でもある。



 さらに言えば、大勢の目に触れている、と言う事もある種の快楽でもある
と同時に、そのことは大きな励みにもなる。



 こういう状況を「ありがたい」と言う以外、感謝の言葉が思い浮かばない。
今日ここに記念すべき回を迎え、これからも続く限り身を引き締めて行こうと、
心も新たに思うのである。
次は2000回をめざして・・・。(この項完・高野街道歩き再開します)


(写真:バリ島・アヤナ リゾート&スパ 本文とは無関係)

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