鉄道の聖地には、多くの鉄道ファンが集う。
その「鉄道ファン」の事をよく「鉄ちゃん」と言うが、これには色々なジャ
ンルがあるようだ。「とり鉄」「車両鉄」「模型鉄」「収集鉄」「のり鉄」
「たび鉄」「廃線鉄」「時刻表鉄」「食べ鉄」「飲み鉄」・・・挙げだせば
きりがないほどの「鉄ちゃん」がいる。
「とり鉄」は写真を中心とした「撮り鉄」と、音を集める「録り鉄」がある
ようだ。その「撮り鉄」は撮る対象物が色々と分かれていて、例えば駅舎や車
両、トンネル、鉄橋、線路や信号機やポイントなどの鉄道施設、旅や沿線の風
景、さらには運転席横から見る前面の展望であったりもする。
しかもそれらを動画で撮るか、写真に写すかと言った拘りもあるらしいからや
やこしい。勿論鉄道旅行をしながらジャンルに関わらず、純粋に写真(動画)
を撮り歩いているファンもいる。
一方「録り鉄」は「音鉄」とも言われるように、列車の走行音、車両のモー
ター音、ドア開閉やブレーキなどの作動音、駅の発車ベルやメロディ、駅や車
内の放送、警笛などの音を収集し、他との違いなどを比較研究するなどこれも
奥が深い。車両の型式や年式、その編成や内装、運行の状況等を研究する「車
両鉄」などと同様、もはや専門家顔負けの領域である。
「収集鉄」となるとその種類も多彩で、自身が使用した乗車券・特急券や、
記念の切符や入場券、鉄道員の制服制帽持ち物、鉄道の部品、駅のスタンプ、
駅弁の包装紙などが対象のようだが、中には鉄道模型や限定グッズ、時刻表、
歴代の鉄道路線地図などの収集家もいるらしい。(続)
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