簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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田沢湖線(JR全線乗潰しの旅)

2010-03-23 | Weblog
今日は、秋田から盛岡までの秋田新幹線と、折り返しの盛岡から大曲まで、田沢湖線を
乗り潰す。
と言ってもこの間に二つの路線が並走しているわけではなく、同じ路線を、走る列車に
よって呼び分けているだけだから、どちらか乗れば良さそうなものだが、ここは別の路
線として拘りたい。

 【写真:秋田新幹線】

昨夜は新庄から横手、大曲を経て秋田まで普通列車で来た。
だから、今日は秋田・大曲間は新幹線に乗らなければならない。
7時02分発のこまち6号に乗り込んだ。

大曲で新幹線は行き止まりになるので、盛岡に向うにはここで列車の前後ろが逆になる。
ローカル線では時々見かけるスイッチバックだが、新幹線の駅では珍しい。
普通は、このまま新幹線に乗り盛岡まで行き、そこから大曲までの折り返しを普通列車に
すれば何ら問題は無いし効率も言い。

 【写真:大曲駅にて】

しかし、この区間は普通列車の便が極めて悪い。
上手く時間の調整をしないと、なかなか普通列車で・・とはいかないのだ。
特に田沢湖から赤渕の間は、北海道を除いて駅間が最長と言われ、秋田・岩手の県境を
トンネルで抜ける山岳区間で有ることから利用客も少ないのか、一日に普通列車が三四便
しかない。
それに、今日は出来るだけ早い時間に山形に入りたいし、折角ここまで来たのだから、
みちのくの小京都と言われる角館にも是非立ち寄りたい。

折り返しの盛岡から大曲に向う普通列車は14時過ぎに有るので、角館をそれに間に合う
ように発つ必要が有るが、残念ながら普通列車は無いので、ここは新幹線を使わざるを
得ない。
ならば、大曲・角館間も新幹線にし、盛岡まで通し、復路のこの間をローカルにすれば
効率も良いし、財布にも優しいが、この間を普通列車で通すと3時間近くも要してしまう。

 【写真:雪の中を行く田沢湖線の列車】

そんなことで散々悩んだ挙句、大曲で新幹線を降り、普通列車に乗り換えることにした。
この結果往路は、大曲-角館が普通列車、角館-盛岡は新幹線。
そして復路がその逆、すなわち盛岡-角館が普通列車、角館-大曲は新幹線となんとも
効率の悪い、財布にも厳しい遣り繰りになってしまった。
けれど、これで念願の角館に4時間半ほどの滞在時間が捻出できたのだから、多少の出費
は良し、とせねばなるまい。(続)

 【写真:JR角館駅】

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