簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

ある決断

2013-09-18 | Weblog
 「この際だから、右目の手術も・・・」と心を打ち明けると、笑いながら、
「やりますか?」と医師が淡々と答えた。
 症状的には中度ではあるが、差し迫って深刻な症状でもなく、点眼薬で
進行を遅らすだけでも問題はないらしい。
だから、敢えて手術をする必要もなく、緊急性もない。



 良くできた脳は賢くて、両目で見ればお互いを補完し合うので、それぞれ
の片目で見ている時よりは悪いとこが中和されたように極めて普通に見える
から、このままほっておいても問題は無い。



 しかし、このまま点眼薬を使い続けて行くことも煩わしいし、それを続けた
としても、将来のリスクが全くなくなるわけでも無い。
まして左目で、明るくて綺麗で輝くような世界を見てしまうと、右目のそれは
余りにも暗くて、薄汚れた感がしてしまう。



 そんなわけで、この際一気にやってしまおうと考えた。
最近の白内障の手術は格段に進歩を遂げているらしく、入院でもほとんど
が二三泊程度で、その多くは条件さえ整えば、日帰り手術も可能らしく、
むしろ今日ではこちらが主流になっている。
 それは技術的な進歩も有るが、肉体的にも精神的にも経済的にも、患者
の負担が軽減されるからと言うのが大きな理由らしい。



 日帰りで手術を受けられるには、幾つかの条件が有るようだ。
術後の影響が体に出ないこと、手術の前後で通院が出来ること、目の他に
合併症が無いことなどがあげられ、今では手術を受ける人の内、七八割の
人が日帰り手術で済ませているらしい。(続)


(写真は三重・長島リゾート、本文とは無関係)




にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村

トリップアドバイザー伊万里観光ホテル口コミ情報 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 選択肢の一つ | トップ | 医者嫌い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事