簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

緑と雪と温泉のふるさと(JR乗り潰しの旅・大糸線)

2021-06-14 | Weblog
 小谷村は、「緑と雪と温泉のふるさと」である。
村内には白馬乗鞍温泉、白馬コルチナ、栂池高原の三大スキー場が広が
り、大規模なリゾートホテルが有り、中には温泉を楽しめる宿もある。
南小谷が最寄り駅で、駅前からもこれらのスキー場を巡るシャトルバス
が運行されている。





 初めて当地を訪れた折、乗り継ぎの1時間余りの待ち時間を、どこに
行く当てもなく持て余し、案内板を眺め、寒さしのぎに商店に入り込み、
地元の話しを色々とうかがったりして時間つぶしをしていた。

 話しから周辺には良質な雪の大規模なスキー場のある事を知った。
と同時に、魅力的な温泉が点在していることも知らされた。
そんなわけで、今度訪れる機会があれば、何としても規模の小さい静かな
鄙びた一軒宿の温泉に泊まってみたいとの思いを強くしていた。





 今回の再訪では、当時の話しを思い出し、当地での宿泊を思いついた。
最初は南小谷からバスで40分程山に入った「小谷温泉奥の湯」を考え、
電話で予約をしたところ、生憎と冬期は休業とのことだった。

 次に照会をしたのが、これも一軒宿の秘湯、「奉納(ぶのう)温泉」で
あったが、ここも冬期は休業すると言う。
ここら辺りはどこも豪雪地帯故に、交通アクセスの関係で、4月半ば過ぎ
まで営業が出来ないのだそうだ。





 当地での冬期の宿泊は無理かも・と思いながら、次に目星を付けたのが、
北小谷にある一軒宿「来馬温泉」である。
調べてみると、駅から歩いて10分程と左程遠くはない。
しかし場所を地図で調べてみると、山に向かう上り道のようだ。

 結局散々考え抜いた上、無難に選択したのが南小谷から3㎞ほど離れた
「下里瀬温泉」に落ち着いた。
駅から少し離れているが、送迎有りが決め手と成った。(続)




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