スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

奈良県立・万葉文化館の絵と花 ②

2008-07-12 22:38:50 | 出来事

万葉文化館で、96歳現役の日本画家「加藤美代三さん」の絵を見たあと、この文化館の庭園にある万葉集に詠まれた樹木や草花を訪ねました。

ちょうど、館内でボランティアとして来られていた方に、「今、どんな花が咲いているのでしょう?」と聞いたところ、「調べておきましょう。」ということで、絵画を見ている間に調べて頂いたのです。

このボランティアの方は、館内に展示の遺跡・万葉集についての解説をされているのですが、たまたま花に興味があって、この庭園の花についてもご存知で・・・・。

この方のメモを頼りに・・・庭園の花たちを見て廻りました。


▲紅色のサルスベリです。まだ咲き始めです。

▲ヤマブキです。目の覚めるような黄色です。

▲シモツケです。赤と白の二色がありました。


▲ヤブカンゾウのオレンジ色と黄色です。ノカンゾウと共に、芽、蕾、花が食用になるとか・・・・。

▲まだ、アジサイが咲いていました。

▲テイカカズラ(定家葛)。入り口付近から、一面に咲いていました。

▲キキョウです。この花は八重になっていました。

▲キンシバイも満開です。

▲クチナシです。

▲ヒルガオです。

▲マテバシィの実です。

▲左:カシワバアジサイ。右:カワラナデシコです。

▲左上:不明 右上:ハナモモの実。左下:ナンキンハゼ 右下:ツバキの実。


▲モクゲンジ(別名:センダンバノボダイジュ<栴檀葉の菩提樹>)

他にも、ムラサキシキブ、ネジバナ、ネムノキがあったのですが・・・全て咲き終わっていました。ムクゲは、撮り忘れ・・・てしまった。

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奈良県立・万葉文化館の絵と花  ①

2008-07-12 20:59:56 | 出来事

明日香村にある「奈良県立・万葉文化館」において、7月27日まで催されている「加藤美代三」さんの日本画展を見に行った。

ここは、季節ごとに万葉のふるさとにゆかりのある絵画展や写真展が催され、その作者や作品に興味があれば覗きに出かけているのです。

明治45年生まれ、今年96歳となられる「加藤美代三さん」の作品が、年代順に展示されています。
日本画に洋画風の表現を採り入れた先駆けとも言える方で、日展の前身帝展初入選以来、いまも毎年、日展に出品されています。

日本の山河、四季の優しい作品が、日本画として、時には水墨画となり、油絵風となり、日本各地の風景が描かれています。
今尚、力強い作品を描かれていて・・・繊細な描写に心惹かれます。

同時に、平山郁夫・上村松篁など15名の日本画家が万葉歌をもとに描かれた当館所蔵のコレクションも展示されていました。

あと2週間と残り少なくなったこの日本画展、暑さを忘れ、悠久の万葉の世界に浸るのも一考かと思いますが・・・是非、お勧めのひと時です。


奈良県立・万葉文化館。


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