太田道灌の歌に、
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき」
という歌があります。
八重咲き種のヤマブキには、実はなりません。
室町時代中期の武将太田道灌は、ある日鷹狩に出かけた時、 突然の雨に見舞われて、通りすがりの農家に蓑（みの）を借りようと立ち寄ったところ、応対した農家の娘は、黙って美しく咲いた山吹の一枝を差し出したという。
それは 古歌になぞらえて丁寧に非礼を詫びた
「家が貧しいため蓑の一つもありません」
の意味だったと・・・。
娘は、失礼の無いようにとそれとなく伝えたのだ。
美しい花を咲かせる山吹だけど、実の（蓑）一つも無いと・・・・・。
八重山吹は、実をつける事はないのです。
わが家の庭に一輪だけ咲いたのです。
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき」
という歌があります。
八重咲き種のヤマブキには、実はなりません。
室町時代中期の武将太田道灌は、ある日鷹狩に出かけた時、 突然の雨に見舞われて、通りすがりの農家に蓑（みの）を借りようと立ち寄ったところ、応対した農家の娘は、黙って美しく咲いた山吹の一枝を差し出したという。
それは 古歌になぞらえて丁寧に非礼を詫びた
「家が貧しいため蓑の一つもありません」
の意味だったと・・・。
娘は、失礼の無いようにとそれとなく伝えたのだ。
美しい花を咲かせる山吹だけど、実の（蓑）一つも無いと・・・・・。
八重山吹は、実をつける事はないのです。
わが家の庭に一輪だけ咲いたのです。
「実の」と「蓑」をかけるなんて・・・。
娘が、一輪の八重山吹を差し出す姿を想像してしまいます。
スターアニスさん宅に、たった一輪咲いたのも、
なんだか不思議な感じがします。
山吹の黄色が鮮やかですネ、お話もきれいなお話で山吹の花の美しさが一段と引き立ちます
四季咲きだったんでしょうか？！
それとも、この気候で狂い咲き？
そういえば、大阪ではハクモクレンが咲いたと新聞に載っていましたが、なんだか季節がおかしいですよね・・・。