先日、五條市の「船宿寺のツツジ」を訪ねた時、すぐ近くの和歌山県橋本市の「子安地蔵寺の藤の花」を訪ねたかったのだが、古木「9尺藤」が2004年4月に百数十年の命を閉じたとあったため、諦めて立ち寄らなかったのです。
ところが、ブログ仲間の「よりりんさん」がこの「藤の花」を見てこられ、「9尺藤」の子孫が生き延び、見事な姿を報告されていたのです。
ところがです・・ちょうど、五條市西吉野町城戸の「山草園」で催される『盆栽・山草の展示・即売会』の案内を受けていたため、この帰途、立ち寄ることにしたのです。
(「盆栽・山草の展示・即売会」の様子は、後日、お知らせ致します。)
この子安地蔵寺は、天平9年(737年)、東大寺建立に力を尽くした行基菩薩によって開かれた、真言宗高野山派のお寺です。
関西花の寺 24番札所で、紀州徳川家代々安産祈願所でもあるのです。
境内には、樹齢100年の古木を含め8種類20数本ある藤の花が満開です。 他にも、ツツジ、牡丹、シラン、シャガ、アヤメ、スパラクシスなどの花が咲いています。
臨時の駐車場には観光バスや大阪ナンバーの車が多く見られ、多くの参拝者が訪れています。
▲樹齢百数十年の「9尺藤」は、2004年4月に枯れたため、その子孫の「9尺藤」が、駐車場の隅に咲いていました。
▲境内に一歩入ると、この光景です。藤の花の香りが・・・・風に乗って漂ってきます。
▲八重黒龍です。
▲昭和紅藤です。
▲白野田藤です。
▲口紅藤です。
▲本堂前の九尺藤です。
▲左:九尺藤と鐘楼。右:九尺藤です。
▲本堂前から納経所を見下ろすと・・・・オオデマリ、ツツジ、藤の花が・・・。
▲山門が無く、事務所(納経所)と休憩所の通路を通って・・・境内に向います。
藤見事です、やはりいろんな名が付いているんですね。先日紹介したフジは来年のために剪定され、花がまったくありません。新聞には足利の大藤、樹齢140年、藤棚の広さ600畳、満開で甘い香りが漂っているとありました。電車、バス、マイカーでツアーなどわんさと押しかけているようで、近くの人が来ないほうがいいと言っており、止めにしました
フジの種類も・・・・・多いのですネ。色も少しずつ変っており、キレイに映えています。 青森は、津軽のほうに行けば、自生のフジが多いのですが、開花は少し時間を要すると思います。
ここの藤は素晴らしかったですね!!
あの古木の子孫も、何年かたてば立派になるんでしょうねぇ~。
楽しみですw