スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

日本一の『谷瀬の吊り橋』へ・・・

2012-05-08 15:11:15 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩


GWの終盤、娘と孫たちに誘われて、吉野郡十津川村の谷瀬の吊り橋、そして五條市大塔にあるプラネタリウム館に出かけた。

五條市内から十津川村までの国道168号線は、切り立った崖とダム湖に挟まれた曲りくねった狭い道で、昨年8月25日の台風12号の記録的大雨で、アチコチで土砂崩れが発生し、何年か前に通った地形が変わっていました。
川岸には、流木が無残な姿が・・・そして、押し潰された乗用車が土砂の中に・・・。
天辻峠にあった「維新胎動の地」の石碑があった場所には、避難されている皆さんの仮設住宅が何戸か建てられていました。

迂回路や道路の復旧工事が進められておりますが、毎年のように土砂崩れが発生するため、気の遠くなるような工事が続いています。
今まで、何度か訪ねている長殿地区は、あまりにも姿を変えていたため、通り過ごしてから気付くほど・・・。
川幅も埋まった土砂で変形しています。

このような崩れた山や崖の光景、曲がる道に、孫たちは「車酔い」に・・・。
途中休憩をしながら、まずは、十津川村上野地にある『谷瀬の吊り橋』へ。







昼食を済ませば、子供たちは元気なもの。
さて、吊り橋を渡ることになったのだが・・・・安全のため、一方通行になっていて、20名づつに分かれて渡る。渡った先には奈良交通のバスが200円でコチラまで回送してくれる。
橋の途中から引き返せないため、おねえちゃんとおばあちゃんはギブアップ・・・。

元気になった妹は、スタコラサッサ・・・一人で橋を進みます。続く私の後ろには娘が・・・私が早く進もうにも服の端をしっかり摘まれていて・・・。
がに股、へっぴり腰・・・そんな姿を、橋のたもとからお姉ちゃんは写しているのです。

長さ298m、川からの高さ54m。生活用の吊り橋としては日本一と言われています。
先頭集団と後方集団に挟まれて進む先は、クネクネと横に揺れ、後ろを見てもクネクネと・・・。
タテ揺れは少ないものの、左右の金網越しには、川が見えるだけ・・・。
300mとは・・・こんなに長いものなのか・・・。





さて、怖さも体験して、次に向かったのは大塔町天辻にある「プラネタリウム館」。
1日に3回、約40分間、春の星座の説明が聞かれます。

「おおぐま座」の一部である「北斗七星」。「こぐま座」「ひしゃく座」「ヘビ座」など・・・を勉強。
5月21日の月が太陽を隠す現象の「金環日食」の話も・・・。

暗がりが苦手な孫たちは・・・学んだのだろうか?
熊の絵やヘビの絵には興味を示していたが・・・・星★と星★を結んで・・・動物にするには・・・ちょっと難しいカナ?

GWの日記に、どんなことを書いたのだろうか・・・。
「車酔い」で・・・疲れた・・・「二度と行きたくない!」 という事だけは、書かないで欲しいのだが・・・。