スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

曽爾村へ・・・ホタル撮影

2011-06-24 12:49:58 | 出来事


ホタルを撮るって・・・難しいとは聞いていたが、こんなに大変とは・・・いい経験をしてきた。
思い立ったのが、夕方。
曽爾村観光協会にホタル情報を聞く。親切に3つのポイントを教えてくれた。
明るいうちに場所探し・・・現地には6時に到着。

3つのポイントを下見。こんなところに飛び交うのか・・・ちょっと不安だが・・・暗がりとなっても歩けるように足下と三脚の位置も確認。

ポイントのうち一番遠くの場所にスタンバイすることに決めた。車も何とか停められる。人家の無い河原。足下は石ごろだらけ・・・。
すぐ後ろでは、ヘビが小鳥のタマゴを丸飲みにして頑張っているところだ。

と、そこに大阪ナンバーの車・・・。
『まだ、陽が暮れるまで1時間以上もあるなぁ! 』なんて、言いながら、降り立ったのはお孫さんとお婆ちゃん。孫といっても車を運転しているので20歳を過ぎているのだろう。
手には虫取り網と虫籠。そして懐中電灯。そして・・・そして、虫除けスプレーも・・・。
なんじゃ、コレは。コチラは、採られたら困るのだ。虫除け・・・って、ホタルも虫。逃げていくではないか・・・。
わかっちゃいないのだ!

曽爾高原の温泉に入り、ホタル情報を得て、道具を調達してきたとか・・・。
さらに子供2人を連れた家族4人が・・・。こちらも大きな懐中電灯を・・・それも3個も。
この場所ではダメと・・・割り切って、次の場所へ。

2つ目も、駐車場からかなり階段を降りて行かなければならず・・・また、人の多さから諦めた。観賞するポイントを教えて貰ったので・・・仕方ない。
すべて、撮影には向かない場所だ。
カメラマンは、撮影場所を教えないのが鉄則だ。他人が来ると撮れないのだ。仲間同士でも、気をつけて行動しなくてはダメなのだ。

更に、3つ目のポイントへ。
ここは車のヘッドライトが少し気になるものの、仕方ない。ひとりだけの撮影場所だ。
ところが、足下が暗くて・・・ヘビちゃん踏んでもワカラナイ。

ここに来るまでの道で、ヘビ3匹、鹿2匹・・・を目撃。甲高い鹿の鳴き声がかなり近い。一人では来ないほうがよさそうな処だ。

4つ目は、やっと私だけの秘密の場所を見つけました。
ここで、撮ったのが、下の写真。ホタルの数が少ない・・・。30分ほど露光すればいいのだろうか?


あまり予備知識を持たないで来てしまったため、ヘタな鉄砲も・・数打ちゃ当たる!  と撮ったが・・・コレが当たらない。
無限にし、絞りを変え、シャッタースピートを変えて撮ったが・・・難しい。

初めてのホタル撮影・・・。
まあ、この程度のウデ・・・もっと学習しなければ・・・。
 

▲こんな場所です。でも、車のライトや懐中電灯には・・困ります。


▲3カットを合成したものです。左の上には星空が見えます。
 



 

コメント (3)
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