いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

長崎への原爆投下許すまじ!

2015年08月09日 09時53分43秒 | 許すまじ広島・長崎原爆投下のアメリカを
  8月6日ー原爆資料館

 一瞬に命が焼かれた
 数十万人のうめき声が
 朝の詩に訴えている
 溶ける満員電車 
 累々(るいるい)と横たわる遺体
 虚空をつかむ手
 真黒に膨れた腹
 消し炭のような足
 天を射るような眼
 確(しっか)りと懐に抱いて
 眠る母子

 母よ 今日も
 あの子といっしょですか

平成24年8月6日付産経新聞「朝の詩」掲載  横浜市緑区 佐々木直氏作 
                                   
                                        合掌                                                                                                                                   原爆投下から70年。8月9日午前11時8分、アメリカは大量破壊兵器原子爆弾を長崎へも投下し一瞬にして七万五千人の命を奪った。人類史上最大の暴挙である。投下により戦争終結を早めたとかアメリカ兵の戦死者を食い止めたなど投下の正当性をアメリカは現在も主張している。人類史上最大の悪行であることを認めさせねばならない。日本国内でマスターベーション的平和宣言をするよりも原爆の惨状を世界に知らせる広報活動に力を入れるべきである。アメリカはこれを拒否するであろう!これが世界の常識なのである。原爆を投下した国が、慰安婦像の設置を応援している。自身の悪行を棚に上げて!
 平和!平和!と唱えていれば戦争には巻き込まれないなどは空言である。戦争はその時に置かれた環境状況などに左右される。例えば、兄弟喧嘩、夫婦喧嘩、隣人との喧嘩、集団内の喧嘩、集団対集団の喧嘩、与党と野党の対立、宗教による対立、経済の対立などこれらすべては、ものの考え方の対立である。戦争は自分だけその立場を守っても相手の貪欲な考え方によって抗争が起きるのである。平和は貴重である。しかし日本だけ平和!平和!と唱えても自国の利益追及に巻き込まれたら日本は両手を上げればいいのだろうか?
 野党に国際情勢を認識してと言っても無理だろう。平和を叫び、戦争反対に名を借りて自己保身に埋没する現状ではなぁ~! 多数のデモ行進参加者が国会を取り巻いている現状が国民の声だと野党の第一党は息巻いているが、1959~60年に近代史上最大の大衆運動が展開されたが本当にあれが国民全体の声だっただろうか。いみじくも当時の岸総理は、国会を取り巻くデモ参加者よりも後楽園での野球観戦者の方が多い…! 国益のために真摯に考え発言し行動をとって欲しいと願っている。
 

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