水・土・日曜日、祝日に更新し、毎回4枚の写真と撮影秘話を中心に、楽しかった思い出をお伝えしています。
平成30年度(2018年)から愛知県瀬戸市山口地区にある農業委員会の「山口堰堤係」を務めています。
毎年2月になると山口堰堤(小ダム)の水門を閉じて、5月からの田植えに間に合うように水を溜める作業を行います。
毎年9月中旬から下旬の間に、山口堰堤(小ダム)の放水をし、冬の間は堰堤を空っぽにします。
※いつもは4枚(群)の写真構成ですが、紹介したい写真が多いので、このシリーズは5枚(群)構成となっています。
2021年は2月7日に山口堰堤の水門を閉じて、5月からの田植えに間に合うように水
を溜める作業を行いました。
11月に愛知県が笹などを伐採してくれますので、2月の時は雑草を気にせずに軽トラ
4WD車で進めます。




今年は9月20日に山口堰堤の放水を開始しましたが、夏の間に伸びた雑草などは自分
たちで切りながら軽トラ4WD車で進みます。




いつも写真少年は、9月23日の作業を法事の為に欠席し、写真の様に9月29日の作業
へ参加しました。
水が引くに連れて瀬戸市の「大正池」と言われる由縁の立ち木が現れていました。




10月3日の放水時には、山口堰堤の水量が大分少なくなっていました。




最終回となった10月10日は、溜まっていた水を抜いた後に水門を開けて、冬の間は
堰堤を空っぽにします。
湖底が現れるに連れて、獣の足跡が増えてきます。






※ 午前0時・・分・・秒、「ピィピィプー」の時報を待つかのような更新は、名付けて「忍者ブログ」と呼んでいます。
水が抜けた瀬戸市の大正池の湖底は、ゴツゴツしていて深い場所もありそうですね、ダムですので微妙ですが魚とかはいるのでしょうか?
いたとしてもコイヤフナくらいですか?、いやいや全くかも。
静かな湖面を「明鏡止水」といいますが、水が抜かれると、荒野という感じになりますね。
湖底にはチャンと水路もあって原型が分かります。
水の管理は人の目に触れない「縁の下の力もち」といったお仕事でが、大切な作業と思います。
とっさー
毎年、完全に水を抜きますから大きな魚はいません。
地元で「はえ」と呼んでいる、たぶん「しらはえ」のことで、ネットで見た標準和名では「ウグイ・オイカワ・カワムツ・ヌマムツ」のこと思います。
小さなダム(堰堤)ですが、荒々しい湖底です
元々川が流れていた所に堰堤を造ったので、水を抜くと川が現れます。
今の時代は農業に力を入れずに他の仕事で収入を得る人が多いでしょうが、十昔・二十昔前までは「水紛争」が会ったようですね