オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 ICウインカーリレー(接続ケーブル製作編1)

2009年02月24日 | 

 MB SL用のICウインカーリレー本体は完成しています。
 また、リレー本体はヘッドライトオート点灯の制御ボックスに収納
 と、言うことで製作を進めていますが 肝心の車体へのインターフェース
 製作がまだの状態・・・。

 ICウインカーリレーについては、過去に製作のバイク用でもそうなのですが
 何時でも元に戻せる設計 をしてきました。
 今回もそんな手法で考えています。

 具体的には、純正のリレー取り付け場所にICリレー信号線を結線させます。

 今乗っているバイクでは、リレーボックスの差し込みが標準の平型端子の
 形状で、なんの苦労もなく接続出来ていました。
 R107 SLの場合、他のスイッチ類もそうなんですが、円筒形状
 をしています。

   

 上の画像が純正のウインカーリレーです。
 で、この形状の接続端子が単品で無いんですね・・・(-_-)
 
 一度は、純正のリレーを壊して使っちゃおうとも考えたのですが
 まだ ちゃんと動作するしもったいないな・・・
 なんて思っていました。
 Webオークションを見ていたら 同年式のW126用のウインカーリレー
 が出品されていたのを発見。。。
 ダメもと博打状態でワンコインでゲットしました・・・。

   

 ・・・それが これです。
 何と穴ピッチがピッタリで大当たり~ (^_^)v

   
   
   

 全体の大きさは、かなりデカイんですがソケット寸法は一緒です。

   

 ウインカーリレーは、メーターアッセンブリの奥に付いていて
 ワイパー駆動アームにギリギリですが取り付けることが出来ました。
 (写真は、純正のウインカーリレーです)
 W126用とのことで、ウインカーを動作させて見ましたが
 点灯しませんでした。

 ・・・と、いうことで
 これを加工して接続ケーブルに使用することにします。(^^)

   

 カバーを外して 中を確認・・・。
 なんと、驚いたことに ICリレーですね・・・(>_<)
 ・・・でも パワーMOSFETでは無くて フツーのトランジスタ
 が使われてる見たい。
 想像ですが、このリレーからの信号で通常のリレーを動かしてるんじゃ
 ないかと思います。・・・つまり搭載されているトランジスタでは
 ウインカーを光らせるだけの容量が不足している・・・かな?

   

 さて、準備としてソケットの信号ラインを確認するために純正の
 リレーカバーを外して調査する事に。。。
 よ~く観察して入力、出力、アースのそれぞれの端子を見つけます。
 メカ式のウインカーリレーの場合、画像のようにコイルが着いていて
 ウンカースイッチONで、接触片が磁力で吸引されて電球に
 電流が流れる仕組み。
 ウインカー点滅のOFF動作は、逆巻のコイルが二重にして有って
 点灯時に逆向きの磁力を作って接触片の吸引力を弱めたり
 コンデンサで充電後OFFとしたり・・・
 なんて構造のようですね。
 な、ため ウインカー電球のワット数(電力)に点滅時間が
 左右されるんですね。

 また、ウインカーリレーの場合 通常のリレーと違って
 動作回数がメチャクチャ多く 通電の接点が板バネによるメカ駆動のために
 長い使用で、コンタクトの腐食やら板バネの変形・ヘタリが
 発生して動作不良を起こすことが有るんですね。。。

   

 ・・・配線の観察後、単体で点灯確認してみました。
 21W電球1個のため ジジジジ~ てな感じで高周波な点灯を確認しました。
 この後、電球を2個に増やして確認したところ それなりの点滅を・・・。

 僕のSLに着いていたウインカーリレーの場合ですが、

  入力(12V電源)            49番
  出力(ウインカースイッチ経由の電球ライン)49a番
  アース                  31番
 
 でした。
 ・・・これで、準備調査完了です。
 つづく