MB SL用のICウインカーリレー本体は完成しています。
また、リレー本体はヘッドライトオート点灯の制御ボックスに収納
と、言うことで製作を進めていますが 肝心の車体へのインターフェース
製作がまだの状態・・・。
ICウインカーリレーについては、過去に製作のバイク用でもそうなのですが
何時でも元に戻せる設計 をしてきました。
今回もそんな手法で考えています。
具体的には、純正のリレー取り付け場所にICリレー信号線を結線させます。
今乗っているバイクでは、リレーボックスの差し込みが標準の平型端子の
形状で、なんの苦労もなく接続出来ていました。
R107 SLの場合、他のスイッチ類もそうなんですが、円筒形状
をしています。
上の画像が純正のウインカーリレーです。
で、この形状の接続端子が単品で無いんですね・・・(-_-)
一度は、純正のリレーを壊して使っちゃおうとも考えたのですが
まだ ちゃんと動作するしもったいないな・・・
なんて思っていました。
Webオークションを見ていたら 同年式のW126用のウインカーリレー
が出品されていたのを発見。。。
ダメもと博打状態でワンコインでゲットしました・・・。
・・・それが これです。
何と穴ピッチがピッタリで大当たり~ (^_^)v
全体の大きさは、かなりデカイんですがソケット寸法は一緒です。
ウインカーリレーは、メーターアッセンブリの奥に付いていて
ワイパー駆動アームにギリギリですが取り付けることが出来ました。
(写真は、純正のウインカーリレーです)
W126用とのことで、ウインカーを動作させて見ましたが
点灯しませんでした。
・・・と、いうことで
これを加工して接続ケーブルに使用することにします。(^^)
カバーを外して 中を確認・・・。
なんと、驚いたことに ICリレーですね・・・(>_<)
・・・でも パワーMOSFETでは無くて フツーのトランジスタ
が使われてる見たい。
想像ですが、このリレーからの信号で通常のリレーを動かしてるんじゃ
ないかと思います。・・・つまり搭載されているトランジスタでは
ウインカーを光らせるだけの容量が不足している・・・かな?
さて、準備としてソケットの信号ラインを確認するために純正の
リレーカバーを外して調査する事に。。。
よ~く観察して入力、出力、アースのそれぞれの端子を見つけます。
メカ式のウインカーリレーの場合、画像のようにコイルが着いていて
ウンカースイッチONで、接触片が磁力で吸引されて電球に
電流が流れる仕組み。
ウインカー点滅のOFF動作は、逆巻のコイルが二重にして有って
点灯時に逆向きの磁力を作って接触片の吸引力を弱めたり
コンデンサで充電後OFFとしたり・・・
なんて構造のようですね。
な、ため ウインカー電球のワット数(電力)に点滅時間が
左右されるんですね。
また、ウインカーリレーの場合 通常のリレーと違って
動作回数がメチャクチャ多く 通電の接点が板バネによるメカ駆動のために
長い使用で、コンタクトの腐食やら板バネの変形・ヘタリが
発生して動作不良を起こすことが有るんですね。。。
・・・配線の観察後、単体で点灯確認してみました。
21W電球1個のため ジジジジ~ てな感じで高周波な点灯を確認しました。
この後、電球を2個に増やして確認したところ それなりの点滅を・・・。
僕のSLに着いていたウインカーリレーの場合ですが、
入力(12V電源) 49番
出力(ウインカースイッチ経由の電球ライン)49a番
アース 31番
でした。
・・・これで、準備調査完了です。
つづく