どこかの古い日本家屋。
襖がとっぱらわれて、
2、3部屋に社員10人ほどと
社長、その息子、その子ども2人くらい、
私、少女、少年がいる。
社長の息子が怖い話を聞かせる。
途中から私がその場に
いるような感じに変わる。
ある村のある旧家(金田一耕介風)で
首斬り事件が相次ぐ。
男(探偵ではないが主人公)も
狙われるが、なんとか逃れる。
彼は、犯人がその旧家の娘だと
分かっていた。
娘は、いつも首にスカーフ
などを巻いていて、傷を隠していたが、
小さい頃に同じ目に遭った恐怖、
恨みで他人にも同じことをしていたのだった。
娘役は余貴美子さん。
彼女はスカーフをとられて
観念し、森の中の土の上に
大の字になっている。
*
私がテレビで観ているビデオ?
を一緒に真剣に見入っている少女。
ラストシーンあたりが
数十分にわたって、
テープが古いせいか
映像が飛び飛びになっていて、
話も分からなくなってしまう。
これではさすがに少女も
飽きてしまうだろうと思ったが、
どうしたんだろう?という目で
まだ真剣に見ている。
ストーリーがホラーっぽい内容で
観終わった後、私が寝ている布団の
右側に異様な気配を感じて、
振り向くと同時に
私に抱きつく手を感じる。
さっきの少女?
それとも、何かにとり憑かれた!?
(悪霊退散
悪霊退散
と私は強く念じて、
その胸のあたりを刺すような
フリをすると、手は消えて、
恐る恐る見てみると
やはり布団のかたまりだけだった。
*
私はそこいらにあった
古い単行本を開くと、
少女はそれにも真剣に見入る。
古くてページが外れている部分も多く、
挿絵もほとんどないから
つまらないのでは?と思う。
私も読む気がなかったので、
パラパラと最後までめくって
また元のところに戻す。
*
朝食が遅くて、お腹が空いていたので
目の前にあった和菓子?を
食べていたが、残ったのは
ずっと包装されていなかったものばかりになり
さすがに手をつけられない。
社長の息子は、頼んでいた
透明のプラ容器に入った
巻き寿司?を持ってきて、
みんなに羨ましがられながら
1人でつまみはじめる。
その寿司の形がさまざまで
斬新だなあと見る。
社長の息子は、寿司にも命がある
というなことを言うので、
魚の段階ならともかく
加工されても命が宿っているものだろうか?
と私はフシギに思う。
*
朝食を待つ間、部屋の中で
社員の前で1人が余興を始める。
社長は笑って
「なかなか面白い話をするんだねえ、
知らなかったよ
」
と誉めたので、男は調子にのって
モノマネなどもやりはじめ、
社員らも盛り上がる。
社長の息子は、子どもを連れて
部屋から出る。
社長は羽織っぽい格好をしてるし、全体的に昭和っぽい雰囲気。
襖がとっぱらわれて、
2、3部屋に社員10人ほどと
社長、その息子、その子ども2人くらい、
私、少女、少年がいる。
社長の息子が怖い話を聞かせる。
途中から私がその場に
いるような感じに変わる。
ある村のある旧家(金田一耕介風)で
首斬り事件が相次ぐ。
男(探偵ではないが主人公)も
狙われるが、なんとか逃れる。
彼は、犯人がその旧家の娘だと
分かっていた。
娘は、いつも首にスカーフ
などを巻いていて、傷を隠していたが、
小さい頃に同じ目に遭った恐怖、
恨みで他人にも同じことをしていたのだった。
娘役は余貴美子さん。
彼女はスカーフをとられて
観念し、森の中の土の上に
大の字になっている。
*
私がテレビで観ているビデオ?
を一緒に真剣に見入っている少女。
ラストシーンあたりが
数十分にわたって、
テープが古いせいか
映像が飛び飛びになっていて、
話も分からなくなってしまう。
これではさすがに少女も
飽きてしまうだろうと思ったが、
どうしたんだろう?という目で
まだ真剣に見ている。
ストーリーがホラーっぽい内容で
観終わった後、私が寝ている布団の
右側に異様な気配を感じて、
振り向くと同時に
私に抱きつく手を感じる。
さっきの少女?
それとも、何かにとり憑かれた!?

(悪霊退散


と私は強く念じて、
その胸のあたりを刺すような
フリをすると、手は消えて、
恐る恐る見てみると
やはり布団のかたまりだけだった。
*
私はそこいらにあった
古い単行本を開くと、
少女はそれにも真剣に見入る。
古くてページが外れている部分も多く、
挿絵もほとんどないから
つまらないのでは?と思う。
私も読む気がなかったので、
パラパラと最後までめくって
また元のところに戻す。
*
朝食が遅くて、お腹が空いていたので
目の前にあった和菓子?を
食べていたが、残ったのは
ずっと包装されていなかったものばかりになり
さすがに手をつけられない。
社長の息子は、頼んでいた
透明のプラ容器に入った
巻き寿司?を持ってきて、
みんなに羨ましがられながら
1人でつまみはじめる。
その寿司の形がさまざまで
斬新だなあと見る。
社長の息子は、寿司にも命がある
というなことを言うので、
魚の段階ならともかく
加工されても命が宿っているものだろうか?
と私はフシギに思う。
*
朝食を待つ間、部屋の中で
社員の前で1人が余興を始める。
社長は笑って
「なかなか面白い話をするんだねえ、
知らなかったよ

と誉めたので、男は調子にのって
モノマネなどもやりはじめ、
社員らも盛り上がる。
社長の息子は、子どもを連れて
部屋から出る。
社長は羽織っぽい格好をしてるし、全体的に昭和っぽい雰囲気。