ゆがわ おさむ の 年を取りながら(H29.10.15~)

サー 残りの人生 どう生きようか 楽しく そして ノーンビリと 活きて生きる・・・ゾ

蕎麦 ゆかわ 店主のハンドメイド

2010-07-16 08:43:38 | Weblog
不思議に思うのです。

“なんで~・・・”と思いませんか?

「竹ぼうき」が磨り減ったので

ある日、「竹ぼうき」を買ってきて・・・と。

すると、

女将が買ってきた「竹ぼうき」写真右。

見た目を表現すると“ドカーッ”としている。

最初は「たまたまだろう・・・」と思っていたが、今回も同じもの。

化粧に使う「はけ」みたいな、お茶に使う「茶せん」みたいな形なのです。

失礼!!
「はけ」や「茶せん」は優美な姿だが・・・。

使ってみると、竹枝を丸めただけの、ずっしり重く、細い竹枝が一箇所に

集まっているため、しなりが無く、使いづらい。

おそらく、「竹ぼうき」の文化のない中国あたりで作るのだろう。
(中国に竹ぼうきの文化が有るか無いか知らないが・・・、そう思ってしまう)

大げさに言うと「竹ぼうき」には日本の文化がある・・・そう思うのですが?。

くくり口は節が揃えられ、少ない竹枝を平たく並べ、三角形にすることで、軽く仕上げ、

ほうきの先のしなりを出し、掃きやすいのが「竹ぼうき」・・・なのだ。

庭など掃くと楽しくなる・・・これが「竹ぼうき」なのだ。

と言うことで、「竹ぼうき」作りに挑戦。

実は、春先に庭の竹を間引きしたとき、2・3年物の竹枝を取っていたのです。

写真左が店主ハンドメイドの「竹ぼうき」だ。

初作なので、作者は“日本の竹ぼうきはこれだー・・・」とまで満足していないが、

文化を感じる作品だ。

使ってみると、軽くそして先がしなり、片隅のごみも見事に掃き出してくれる。

“これが日本の文化だ・・・”


(ちょっと大げさかな~)