蕎麦屋の仕事をしていると、合わせて年も加勢して、最近盆栽に興味がでてきました。
美しく仕上げ、花を咲かせ、部屋の片隅に置こう。
特に“和”には欠かせない・・・
と最近そう思い出したのは先に紹介した、木村さんから頂いた“椿の盆栽”を部屋に置いてからだ。
背丈50cmほどの椿に2ツ3ツと真っ赤な花が順に咲き(全部で16個の花が咲いた)部屋全体になんともいえない和みの空間を創ってくれ、お客様も椿のそばに行き、ながめておられた。
そこで、木村さんに盆栽の作り方を教えていただいた。
古木風に仕立て、3・4年で花がつくように、高さ30cm、幹の直径5~7cmくらいで格好のよい枝を切る。
その枝全部を1週間~10日間水に浸け、十分水を吸わせ鉢用のぼら土に植える。そして毎朝タップリ水をやる。
この作業は3月の半ばが最適。
と言う事で、3月16日、庭のやぶ椿から直径5cmほどで、横に広がった枝2本を採取、9日間水に浸け、24日2鉢に植えた。さらに、24日に庭の山茶花と白椿、肥後椿の3本から同じ大きさの枝を採取、7日間水に浸け3鉢に植えた。
今年は全ての葉が落ち、根が付けば来春新芽が出て、3・4年後には花が付くとのこと。
今、毎朝6時に起き、蕎麦打ち前に目覚ましとして、水やりが日課だ。
お椿様、私も蕎麦屋を頑張りますので、しっかり根を出し、芽を出してくださいね!!