ゆがわ おさむ の 年を取りながら(H29.10.15~)

サー 残りの人生 どう生きようか 楽しく そして ノーンビリと 活きて生きる・・・ゾ

心のこもったプレゼント!!

2009-08-27 11:40:49 | Weblog
長男に可愛い彼女ができた・・・とのことで、初めて一緒に食事に誘った。
何回か家にも遊びに来てくれたが、我が長男にはちょっともったいないような女性だ。
二人で協力し、幸せになってほしい・・・と願うばかりだ。

ところで、8月30日は女将のン回目の誕生日ということで、“ちょっと早いですが”と彼女より、色付いた柿を染めこんだ和タオルをプレゼント。
女将は大喜び。

最近、急に秋めいてきた・・・とさっそくお店に飾らしてもらった。

どーです。





雀の小藤太  9~終わり

2009-08-23 10:30:51 | Weblog
                       妻雀も出家

     弥陀のなを
      となえはじめし
       その日より
        はや極楽に
         すみぞめのそで


妻雀はしばらくだまりこんだのち、自分も出家する意思を固める。

夫婦は別れ別れに飛び立つ。
しかし、さすがの名残惜しさにまた立ち帰り、涙にくれつつ、ついに立ち離れた。

妻雀は19歳の若さで尼崎で出家し、心に念仏を唱えて暮らし往生した。

小藤太は都でも多くの寺をた訪ねたが、やがて森に庵をむすび、その森で一生を過ごし、踊り念仏をおこない、百歳にて大往生した。
この森は、雀の森と呼ばれたということである。

おわり。

この物語“鳥歌合絵巻 雀の小藤太”は約500年前に書かれた物語を姪っ子のユカワアツコが研究し、姪っ子の感性をもとに描き上げたイラスト編冊子である。

著   者  ユカワアツコ
発 行 人  一柳通隆
編集・発売  月兎社 

一部分の紹介で、その要旨を巧くお伝えできなかったが、500年前の純粋な親本来の子に対する思いを知る時、赤ちゃんポストや頻繁に起きる子供への虐待等、本当に変な世の中になったと思うことだ。



雀の小藤太  8

2009-08-22 08:19:26 | Weblog



  いにしえは
   春ふみちらす
    身なれども
     今はこずえを
      よそにこそ見れ


小藤太は雀阿弥陀仏(しゃくあみだふ)と名乗り、高野山、西国、信濃の善光寺、鎌倉と行脚して都にのぼった。

商売には“愛”がないと・・・ね

2009-08-15 08:35:23 | Weblog
                   ちょっと不機嫌な店主

商売には“愛”がないと・・・とつくづく思うことだ。

自分のできる最高の蕎麦を打つ・・・は当たり前。
わざわざ“蕎麦 ゆかわ”に来ていただいた・・・そうゆう自分の気持ちをどう感謝の気持ちでお返しできるか・・・だと思うことだ。

ただ、蕎麦を食べていただくだけでなく、

お待たせしないようにどう予約を受けるか?
気持ちよく蕎麦を食べていただけたろうか?飾り付け、清掃などは十分か。
ゆっくりくつろいでいただけたろうか?
気持ちのよい応対だっただろうか?

女将は2・3才の子供さんが一緒の時は子供さん用にちっちゃなおにぎりかジュースを添える。
女将が言うには「一人だけ何もないとさみしいから・・・」と
おにぎり一個ではなく、その気遣いが店主としてもうれしい。

店質にもよるが、食には美味しいことにプラスお客さんの立場に立った店の気持ち・対応が不可欠である・・・と思うことだ。

わざわざおこしいただくお客さまに感謝と言うか愛と言うか、そんな気持ちを忘れてはいけないと思うことである。

最近このようなことを改めて強く感じたことがあった。

私はパソコン、テレビなど家庭での金の掛かる電化製品はS社の製品を使っている。

一月ほど前、パソコンのフロッピーの調子が悪く、S社カスタマーセンターに操作要領を電話。
すると、故障のお尋ねは1を、操作に関するお尋ねは2を・・・と録音テープが流れ、電話機の2のボタンを押すと次に有料でよろしい方は1を、有料をご希望なさらない方は2のボタンを・・・。
2のボタンを押すと「ありがとうございました」とテープで流れ電話が切れた。
(一月前の記憶をたどっているので、内容は少々違うかもしれないが、要するに金を払わないと教えませんよ・・・の内容だった)

「電話はこわい・・・」と言いますが、相手の表情が見えない分最高の気遣いで話すことが必要だ。
ましてや、相手の声が録音テープで流れる。相手は何も言われず切れるが、きられた方はムーとするのが人間だ。
高齢者のパソコン利用者も増えていることから、これで商売ができるのはうらやましい。

次に昨日テレビの調子が悪く、修理を依頼。
修理専門の部署から電話があり、
「当社の製品のことでご迷惑をお掛けしております」
ここまでは感激した。

「部品の取替え等ですと19000円ちょっと、ブラウン管の取替えですと100000円ちょっと掛かりますがよろしいでしょうか」
 
エー・・・と思った。

修理は部品一つ取り替えると終わる修理とかなり分解しないと直らない修理があるはずだ。

19000円の内訳はと聞きますと
「内訳とは・・・」
「19000円の根拠があるでしょう」
「出張費2500円、技術費13000円、プラス部品代になります」とようやく教えていただいた。

素人の無知からあつかましく質問が続く。
例えば
「ヒューズが切れて(テレビにヒューズがあるのかどうか分からないが)取り替えた場合も技術料13000円ですか」
「それは技術料ですから・・・」

大企業のことだ。
おそらく厳しい原価計算プラス利益の計算がされているのだろう。

しかし、コンピューターによる情報管理ができる時代だ。
「パソコンとテレビをお使いいただいていますね。ありがとうございます。正規ですと13000円ですが、お客さまは技術料10000円引きで3000円ですみますが・・・」
そして、すぐ飛んできて修理する。

てなことはできないものか

売ったら終わり。

消費者としてはやりきれない、何かさびしい気持ちだ。
も少し、なんとかならないものか。

結果、テレビは他社製品を買うことにした。
消費者のささやかな抵抗だ。










雀の小藤太  6

2009-08-14 08:35:18 | Weblog
そうして季節は過ぎてゆき、心もようやく落ち着いて、ある日小藤太は妻雀に出家の意思を伝えた。
出家したならば妻とも縁を切らねばならない。

「お前はまだ若い身なのだから世のなかに留まりなさい。でもどうかみどりごを忘れないでほしい。いかなる火のなか、水の底までも、ひとつみちにと誓ったが、これが無常の世というものだ・・・」と云う小藤太に、妻雀は涙の間に、ふた親をも離ればなれにさせた子を憐れむ和歌を詠む。

   妻すずめ
    
     先たたば
     草のかげにて 待てしばし
     われ先立たば
     待ちもこそせめ


         小藤太 返事
            
           誰とても
           先立つ身ぞと 思うべし
           ゆめみるほども
           のこるべきかは


自慢の姪っ子、あつこちゃん出版の「雀の小藤太」の紹介です。
            


雀の小藤太  5

2009-08-12 08:02:59 | Weblog
しらさぎ の ゆきのかみ

 あたなりと
 わが身のうえも
 しらさぎの
 よそのあわれと
 そでぬらすらん


     小藤太 返事
     
      ことわりは
      よもしらさぎの そでのつゆ
      遅るるそでを
      問うぞうれしき

昔取った杵柄

2009-08-11 06:25:50 | Weblog
今日10日は店休日。

営業日より30分も早く起き、なぜか女将が生き生きしている。

実は今日、女将の実家に孫の小中学生3人を集め、夏休み宿題の書道の指導が始まった。

始めて2時間ほど経ったら、それぞれ立派に仕上げていた。

女将は小学校から書道を習い、高校の書道部で県美展に入選するなど、書の道にはちょっとうるさい。

なぜか蕎麦屋の時より動き・声がかろやかだ。

店主も一緒に行き、お盆前の庭の草取りだった。

二人とも有意義な一日だった。