私が分からないことがある。
孫の小学校の運動会に行った時のこと。
孫が徒競走の時、背丈はバラバラだ。しかし早さにはほとんど差がない。
孫にいろいろ話を聞くうちに、
ほぼ同タイムの生徒のグループで走っているとのこと。
そうか・・・。
そう言えば、手をつないでゴールインする学校の話を聞いたことがある。
断片的だが、子供達の体力により“差”をつけるといけない・・・が理由と聞いたような気がする。
この事は、
教育の専門家がいろいろ検討された結果でしょう。
長い間生きてきたそば屋のおやじとして次のようなことを考える。
素人考えですが、
“遅い子がいじめられたり、差別されたりしないように”がその理由だろう・・・と思う。
私が考えるに
人、皆、得て不得手はある。
頭の良い子の中には走り方が遅かったり、走り方の速い子の中にはあまり勉強が好きでなかったり・・・といろいろだ。
その子の持っている得意な分野で最高の力を出せるようにしてあげるのが一番ではないのか。
10の内10とも一番の子なんていない。
そして、そのことで差別やいじめがあるとすれば、なぜそれがいけないかを教える・・・それが教育と思う。
最近は政治の世界、大人まで単に“皆平等”の考えが広まっているような気がする。
つづく