昨日は、シンポジウム「日本も〈緑の福祉国家〉にしたい!」のミーティングで終電まででした。
こまごまとした実務的な面の打ち合わせの他、予想外に政治家、環境専門家、環境活動家の反応が少なかったことなど、いろいろ話し合われました。
私たちのアプローチが不十分、または下手だったのかもしれませんが、反応から判断するかぎりでは、環境問題を本当に解決するためには政府・国家の主導が必要であること、そうするためには現在の政府のあり方――環境の限界を十分考慮に入れていない経済成長路線――を変える必要があること、そしてそのためには環境のことを真剣に考えている人間ができるだけ結集して大きな勢力を形成する必要があること、などについては、まだ広範囲な合意形成にはかなり遠いようです。
しかし、私の「自然成長型文明に向けて」や『サングラハ』誌の第89号シンポジウム発題特集で、はっきりと根拠を挙げたとおり、本当に環境問題を全体として解決の方向に向けたいのなら、それはどうしても必要なことだと思われますから、時間はかかっても必ず世論の盛り上がり-広範囲の合意が出来てくるでしょう。
それまで、今回のシンポジウムをスタートとして、気の長い歩みを持続するほかないと、腹を括っているところです。
といっても、幸いにして今の日本では、そうした活動をするのに生命の危険を感じるほどのことはなさそうですし、みんなでわいわい楽しくお酒も飲んだりしながらやっていける状況ですから、楽しみながら続けるつもりです。
昨日もとても楽しいミーティングでした。
よかったら、みなさんも参加しませんか? シンポジウムの定員にはまだ余裕がありますよ。
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