今日のことば 2

2008年07月11日 | メンタル・ヘルス

  生死一如


 それぞれのいのちが宇宙のいのちの一部であることを覚ると、生と死も宇宙のプロセスであって分離した別のことではないことがわかる、という意味の禅語です。

 「生死」は仏教読みでは、「しょうじ」です。

 昨夜の般若心経の講義の中で、ふと思い出し、改めていいことばだなと思いましたので、ご紹介します。




↓参考になったら、お手数ですが、ぜひ2つともクリックしてメッセージの伝達にご協力ください。

にほんブログ村 哲学ブログへ

人気blogランキングへ

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日のことば 1 | トップ | 今日のことば 3 : もし地球... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hitoahi)
2008-07-11 15:18:52
生と死を分けて考えるのではなく、同じ人生のプロセスと把握できれば、生死一如が実感できますね。

自利利他について、「私のような凡夫は自利である自己実現を果たした後に利他行に向かうことが出来るが、菩薩は衆生を救うという利他行を請願し、衆生の中に自分もいるという意味で自利も図るので、菩薩の道を歩むのは実感として容易ではない」との小生の質問に、岡野先生からそのように自利と利他を分けて考えるのは分別知であり、自利利他円満という一括りで捉えることが大切」という教えをいただいた後に、生死一如のお話があったので、大いに納得できました。有難うございました。
返信する
投稿名の修正 (hitoshi)
2008-07-11 15:23:53
先程の投稿の名前をタイプミスしました。hitoahiではなくhitoshiです。申し訳ありません。
返信する
もともと一体 (おかの)
2008-07-12 17:57:05
>hitoshiさん

 一昨夜、昨夜と続けての学び、お疲れさまでした。

 でも、学びが深まるということは楽しいことですね。

 学びが深まれば深まるほど、自他も生死ももともと一体だということに気づいていきます。

 私たちが自力で一体にするのではなく、もともと他力的に一体であるわけですから、私たちに必要なのはその元々の事実に気づくことだけですね。

 元々の事実に気づけば気づくほど、元気になれるのですから、気づかなければ損です。

 ぜひ、元々に気づいて元気になるという大利益を欲張って追求していきましょう。
返信する

コメントを投稿

メンタル・ヘルス」カテゴリの最新記事