昨日、終戦・敗戦記念日にちなんで、ネット検索して「終戦の詔」をきちんと読み直しました。
訳文を借りると、最後のところで昭和天皇は、「そのことを、国をあげて、各家庭でも子孫に語り伝え、神国日本の不滅を信じ、任務は重く道は遠いということを思い、持てる力のすべてを未来への建設に傾け、道義を重んじて、志操を堅固に保ち、誓って国体の精髄と美質を発揮し、世界の進む道におくれを取らぬよう心がけよ。汝ら臣民、以上のことを余が意志として体せよ。」と国民に語りかけています。
原文は難解であり、しかもラジオの音が悪く、ほとんどの国民には内容はまったくといっていいほど伝わらなかったでしょうし、いまだに伝わっていないようです。
リンクした記事には、全面的ではありませんが、半分くらい共感できるところがありました。
確かに、戦後の日本国民は、経済的面で「世界の進む道におくれを取らぬよう心がけ」、それなりに成功はしてきたわけですが、「道義を重んじて、志操を堅固に保ち、誓って国体の精髄と美質を発揮」することは、ほとんど置き去りにしてきたのではないでしょうか。
「国体」というとそれだけでアレルギーを起こしていた頃と違い、これは「国家と国民のアイデンティティ」と言い換えれば、否定するどころかぜひ再構築しなければならないことだ、と理解できます。
そして、日本の国体とは絶対化された天皇制のことなどではなく、聖徳太子「十七条憲法」に成文化された「和の国日本」という国家理想でなければならない、と私は理解しています。
「終戦の詔」の中から、受け取るべき・受け継ぐべきメッセージはちゃんと読み取りたい(もちろん無批判に盲信する必要はまったくありませんが)と思いました。
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