「いのちの意味の授業1:コスモロジー」の太陽の創発のところで、こんなことを書きました。
「……厳密には全体としてのガス星雲が太陽と惑星にはっきり分かれた時が、太陽系の誕生というべきかもしれません。
つまり、太陽の誕生と地球の誕生は同時だともいえる、ということのようです。
そして8月31日、46億年前、いよいよ、今のところ知られている唯一の生命の星である地球の誕生です。
あるいは、「宇宙の一部が天の川銀河というかたちを現わし、天の川銀河の一部が太陽系というかたちを現わし、太陽系の一部が地球というかたちを現わした」といったほうがいいでしょう。
宇宙の外に、宇宙の一部でない地球が生まれたわけではないのですからね。
ここでも、この46億年前の地球の誕生が、いつかどこか外側で起こった「関係ない」話ではなく、「今ここにいる私」の誕生に直接つながった不可欠の条件だということを、もう一度思い出しておきましょう。
つまり、私たちは「銀河の子」であり、「星の子」であり、「太陽の子」であり、「地球の子」なのです。
逆の言い方をすれば、銀河も超新星も太陽も地球も、私たちの「ご先祖さま」であるということです。」
そして、昨日も今日も明日も、私たちのご先祖さまである太陽が惜しみなく降り注いでくれる光と熱のおかげで、地球上のほとんどの生命(地熱や海底火山の熱で生きている微生物はちょっと違うかもしれません)が、エネルギーをもらって生きています。
だから、ジョン・デンバーが歌っているとおり、「日の光はほとんどどんなときだって僕を幸せにしてくれる」んですね。
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