日帰りの京都出張で、新幹線の中です。
仏教系のR大で「唯識―心の仏教」という講座シリーズの1コマ、「唯識仏教と心理学」という公開講義をしてきます。
このテーマで1時間ほどで「高校生にもわかる平易な講義を」という大変な注文なのですが、まあなんとかなるでしょう。
ここのところワーカホリック気味なので、のんびり寝ていくつもりだったのですが、持って来た沖田行司『日本人をつくった教育―寺小屋・私塾・藩校』(大巧社)が面白くて、つい読んでしまいました。
その中で紹介されていた横井小楠の言葉に感動しています。
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天地の為に志を立て、生民の為に命を立つ。往聖の為に絶学を継ぎ、万世の為に太平を開く。学者発心の初め、須らく此大志願を立つべし。
「天地のために志を立て、民を生かすために命を立てる。過去の聖人のために絶えようとしている学問を継ぎ、後のすべての世のために平和をもたらす。学ぶ人間は学ぼうという気持ちになったその最初に、必ずこういう大きな志・願いを立てるべきである」といった意味でしょう。(←帰宅後の増補です)
こういう大きな志を抱いた若者が、日本にはいたんですね。
◎携帯からです。