思惟石

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【読書メモ】2016年10月 ②

2022-10-26 18:10:52 | 【読書メモ】2016年
<読書メモ 2016年10月>
カッコ内は、2022年現在の補足コメントです。
この頃は、読書量が少ないですね。
仕事が忙しかったのかな。


『ブレイクスルー・トライアル』伊園旬(いぞの・じゅん)
2006年「このミステリーがすごい!」大賞作品。
たくさんのキャラクターが登場して、それぞれ魅力的で、
おもしろかった。
セキュリティ突破というお題は最初からわかっていたけど、
宝石泥棒の関わり方が良かった。
コーヒーショップでナンパしようと思った主人公の
躱し方が良かったなあと思った
(いつもはディープなミステリ読んでるのに、
その日に限ってゼクシィ読んでるって、なんだそれ)。
結構たのしめたのだけど、アマゾンのレビューは辛口…。
あ、そう…。

(とある研究所の自動警備システム突破に懸賞金をかけた
 イベントが舞台の、ミステリというより人間模様ストーリーかな。
 ハッキングとか泥棒テクニックとか、そういう専門的技術的な
 学びはあまりないんですが、
 スカッとかる〜く読める一冊です。
 そんなに悪くないと思うんだけどなあ、
 Amazonレビュー、厳しいなあ…笑)


『株価暴落』池井戸潤

(メモなし。
 ワンマン会長が一代で成長させたスーパーチェーンを狙った
 連続爆破事件。
 え?刑事ドラマ?社会派ミステリ?
 と思うけれど、池井戸潤なので、銀行マンが主役です。
 大企業のメインバンクである白水銀行の担当者が主人公。
 犯人は?動機は?というミステリ的王道ストーリーに加えて、
 銀行内で「経営再建(追加融資)」か「倒産(債務超過してるし)」かの
 駆け引きが熱い。
 銀行パート、ミステリ要素がかすむくらい熱い笑
 やはり池井戸潤だった。
 あ、もちろんおもしろいですよちゃんと)

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