思惟石

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【読書メモ】2009年11月 

2018-10-15 16:43:56 | 【読書メモ】2009年
<読書メモ 2009年11月 >
カッコ内は、2018年現在の補足コメントです。

『神様』川上弘美
305号室に住む熊に誘われてピクニック。ステキ。デビュー作。


『R.P.G』宮部みゆき
(メモなし。
 殺人事件がきっかけとなってネット上の疑似家族の存在が現れ…
 というストーリーなのですが、まあ、記憶に無い)


『ねっとのおやつ』佐藤雅彦
(メモなし。
 So-netで毎日配信されるミニアニメの4コマ版。
 CD-ROM版もありましたが、私は紙派。
 現在では『四国はどこまで入れ替え可能か』に改題されている模様)


『こんな生活』大田垣 晴子
(メモなし)


『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』本谷有希子
姉も妹も強烈。映画もいいらしいので観てみよう。

(「劇団、本谷有希子」の第一回公演作品の、小説化。
 その後、吉田大八監督で映画化された作品です。
 舞台は観てないですが、映画は観ました。おもしろかった。
 サトエリ可愛かったなあ。あとエキセントリックな役が似合ってたなあ)


『ひとり日和』青山七恵
芥川賞(笑)


『風花』川上弘美
イライラする女が離婚するまでの話。好きじゃない。


『ポトスライムの舟』津村記久子
ポトスライムは良かった。
一緒に収録されている会社を辞めたいOLの話はちょっと良くわからなかった。
しかしこれで芥川賞あげなくても、もっと良い作品あると思う。

(第140回芥川賞受賞作(2008)。
 「働く」ということに折り合いをつけられない
 20代女性が主人公の2作品『ポトスライムの舟』『十二月の窓辺』が
 収録されています)


『実況生中年』松尾スズキ
(メモなし)


『鹿男あをによし』万城目学
鴨川ホルモーより面白かった。
といか、前作がつまらなかったので避けていたけど、
まあ面白かった。

(我ながら、私、ホントにこの人に厳しいな……)


『ぼんち』山崎豊子
「沈まぬ太陽」も「華麗なる一族」も読んでみたいけど、
そのボリュームに負けてつい手が出ず、
一冊で完結しているこれを読んでみた次第。


『奇想の江戸挿絵』辻 惟雄
読本(よみほん)合巻(ごうかん)の挿絵がたっぷり載ったビジュアル文庫。
やっぱ北斎がすごい。歌川豊広も良かった。
「百日紅」で好きだった国直はあんまり活躍してなかったので残念。
国芳が意外と名を残していて、意外。


『できるかなクアトロ』西原理恵子
インドのヒジュラ(おかま)取材とか、日々のあれこれとか。
300円のチョコ(ゴディバ)でキレるとこが好き。

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