思惟石

懈怠石のパスワード忘れたので改めて開設しました。

【読書メモ】2016年4月 ② アーチャー2冊

2022-05-17 11:30:33 | 【読書メモ】2016年
<読書メモ 2016年4月 ②>
カッコ内は、2022年現在の補足コメントです。
この月も相変わらず、せっせとアーチャーを読んでいます。


『ケインとアベル』ジェフリー・アーチャー
アベルの前半生がハードすぎて、早く成長してください!
と思いながら一気に読み進めた。
途中で停止するとつらすぎて!!
『チャイルド44』を読んだときも思ったけど、
ソ連の共産主義時代が悪夢すぎる。
政治的なことには疎いけど、共産主義は滅んだ方がいいと思う。
そして後半、アベルを逮捕させようとするのはやりすぎじゃないか、
ウィリアムよ。
20世紀をまるまる生きたふたりの一代記は、本当におもしろかった。
続編の『ロスノフスキ家の娘』は政治に乗り出す話しらしいので
そそられないのだけど、どうしようかな。


『十一番目の戒律』ジェフリー・アーチャー
CIAの殺し屋が権力に振り回されるお話し。
プロの殺し屋といえど、サラリーマンなんだなあ。と感慨深い。
ゴルゴ30みたいな超人的な要素は皆無である。
刑務所からの脱走、ジャクソンが身代わりにならない方法も
あったんじゃなかろうか。
ツァーはなんでもできるフリした微妙マフィアな感がすごい。
そしてやっぱりロシアはろくなものではない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『現代生活独習ノート』疲れ... | トップ | 【読書メモ】2016年4月 ③『1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

【読書メモ】2016年」カテゴリの最新記事