<読書メモ 2012年4月 ② マーロウかっこいい>
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『さよなら、愛しい人』レイモンド・チャンドラー 村上春樹 (訳)
『さらば愛しき人よ』(清水訳)は原文を結構省略しているらしい。
確かに、村上版を読んでいると、ちょっとしつこいなあと思う文章がある。
でもやっぱり読みやすかった!おもしろかった!
『ロング・グッドバイ』も読まなくちゃ。
(『さらば愛しき人よ』は映画字幕界の大家・清水俊二氏の訳ですね。
1956年に早川書房から出版されました。
チャンドラーの文章に関しては、比喩がスペシャルうまいのと、
もってまわった描写(特にマーロウの複雑な心理描写、ひねくれ者だから!)
の多さが、よく言われますが。
清水氏は、時と場合によってはガツっと意訳するタイプだそうです。
センテンス単位で略すこともあるとか。
一方で村上氏は、原文を尊重しながら、いかに読みやすい日本語にするかを
意識した訳し方なのかな、と。
あなたはどっち派?みたいな流れが多いようですが、
どっちか聞かれたら村上派と答えちゃうであろう私ですが、
どっちも楽しめば良いんじゃないかなあと思います。
せっかくの読書なんだし。
せっかくのマーロウなんだし!
マーロウ、かっこいいよ。マーロウ
ちなみにAmazonの『さよなら、愛しい人』のレビューで
原文と、清水訳、村上訳、を数カ所抜き出してくれている人がいます。
3つを並べて読み比べるとなかなかおもしろいです。
ちなみにちなみに、70歳を超えたごく普通のご隠居さんが
原文、清水訳、村上訳を読み比べまくって出版した本もあるそうです。
なにそれおもしろそう)
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『さよなら、愛しい人』レイモンド・チャンドラー 村上春樹 (訳)
『さらば愛しき人よ』(清水訳)は原文を結構省略しているらしい。
確かに、村上版を読んでいると、ちょっとしつこいなあと思う文章がある。
でもやっぱり読みやすかった!おもしろかった!
『ロング・グッドバイ』も読まなくちゃ。
(『さらば愛しき人よ』は映画字幕界の大家・清水俊二氏の訳ですね。
1956年に早川書房から出版されました。
チャンドラーの文章に関しては、比喩がスペシャルうまいのと、
もってまわった描写(特にマーロウの複雑な心理描写、ひねくれ者だから!)
の多さが、よく言われますが。
清水氏は、時と場合によってはガツっと意訳するタイプだそうです。
センテンス単位で略すこともあるとか。
一方で村上氏は、原文を尊重しながら、いかに読みやすい日本語にするかを
意識した訳し方なのかな、と。
あなたはどっち派?みたいな流れが多いようですが、
どっちか聞かれたら村上派と答えちゃうであろう私ですが、
どっちも楽しめば良いんじゃないかなあと思います。
せっかくの読書なんだし。
せっかくのマーロウなんだし!
マーロウ、かっこいいよ。マーロウ
ちなみにAmazonの『さよなら、愛しい人』のレビューで
原文と、清水訳、村上訳、を数カ所抜き出してくれている人がいます。
3つを並べて読み比べるとなかなかおもしろいです。
ちなみにちなみに、70歳を超えたごく普通のご隠居さんが
原文、清水訳、村上訳を読み比べまくって出版した本もあるそうです。
なにそれおもしろそう)
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