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【読書メモ】2013年3月⑦ その他4冊

2020-06-10 12:50:40 | 【読書メモ】2013年
<読書メモ 2013年3月⑦>
在宅仕事で読書時間が全然とれていないので、
過去の読書メモばかり更新されてるな…。
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。


『これでよろしくて?』川上弘美
いい同好会だなあ。
いつも機嫌が良い男って、怖い。という話しとか、
議題から発展するそれぞれの意見がおもしろかった。

(「これでよろしくて?同好会」という謎の会合に
 参加することになった主婦のお話し。
 様々な年代や職業の女性たちの
 めちゃくちゃちっちゃいような、
 意外と深いような「話題」を中心にして
 納得できるようなできないようなお話しが展開します。

 自分でも何言ってんだかよくわかりませんが。
 安定の川上弘美ワールドなので、大丈夫です!)



『ふふふ』井上ひさし
野球と政治の話し以外は、おもしろかった。

(講談社の『小説現代』に連載されていたエッセイ集。
 続編の『ふふふふ』も出ています。
 各エッセイのタイトルをちょっと書き出すと、
 「世界一長い名」「秘伝」「初めての外国語」
 「ベッド・トリック」「歴史偽造家」…
 おもしろそうな感じでしょ?
 おもしろいんですよ。
 ちょっと辛口で、ユーモアがあって、うんちくにもなりそう。

 とはいえ、井上センセイは野球がお好きだからね、野球の話題が多いんですよね。
 私、セリーグとパリーグの違いもわからないからなあ…)


『ささやく河』藤沢 周平
(メモなし。
 正式タイトルは『ささやく河 彫師伊之助捕物覚え』
 というわけで、シリーズものです。

 主人公の伊之助は、元岡っ引きで、今は浮世絵の版木彫りが生業。
 って、転職が豪快すぎて、あらすじで「なぜ?」となりますね。
 私もなりましたが、ちょっとハードボイルド風味の伊之助には
 色々と事情があるようです。

 シリーズというか三部作で
 「消えた女」「漆黒の霧の中で」「ささやく河」
 の順番だそうです。
 また、完結編を先に読んでしまった…)


『桜さがし』柴田よしき
浅い。キャラも、事件も、総論(ポエム?)も。

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