~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/8/17(土)「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」にかかる保護者等説明会①~尾崎幼稚園~

2019年08月17日 | 子ども・子育て
今日から始まる「『阪南市子育て拠点再構築方針(素案)』にかかる保護者等説明会」。


10時からは尾崎幼稚園、
14時からは朝日幼稚園で開催され、
どちらにも参加させていただきました。

資料は、









資料も説明も、
「初めてこの案について聞く市民」を想定した内容ではなく、
丸2年半、
「何を目的に」
「どんな流れで」
「どういう話し合いを経て」
出てきた案なのか、
ということがないまま、
「現状」と「今後」が話されただけだったと感じました。

なので、
参加された方も、
「いつ、どう決まったのか、よく知らないが、決まったんですか」という感じでした。

●尾崎幼稚園
・参加者は3家族

Q:公立園・所が、今後、公立のままのところと民間にかわるところがあるのは、なぜか?
A:尾崎幼稚園と尾崎保育所については、津波による浸水想定区域に指定されていたり、老朽化があり、早期に建て替えの必要があり、公立では財政的に難しく、民間に託すことにした。
朝日・はあとりは、平成18年に制定された「整備統合計画」により決まっていることで、今回時期を決定した。
石田・下荘については、「市民が選べる多様な選択肢」ということで現在阪南市にはない「公立認定こども園」を予定している。

Q:尾崎保育所が「津波による浸水想定区域」ということだが、尾崎幼稚園や中学校は違うのか?
A:幼稚園は違う。中学校は体育館が「浸水想定区域」に該当するが、他は違う。

Q:民間に変わっても、保護者の負担は変わらないのか?
A:10月以降、保育料が無償になり、実費のみの負担となる。

Q:3年前、前市長によって、「公立は幼稚園保育所すべて統合して1つに」といわれた。市長が変わって、今回このように変わるわけだが、また市長が変わって方針が変わることもあるのか?
A:基本、行政の方針は「継続」である。それを変えようとしたから、市民から反対があって、3年前のようなことになった。市長が変わっても、この方針は変わらないはず。
「尾崎地区に、新築で新しい子育て拠点を」という思いで進めている。
民間でも公立でも同じレベルの教育を受けれるよう、ラウンドテーブルの場でも共有していきたい。
公立のよさを保ちつつ、民間の工夫を入れた施設にしたい。

Q:支援の必要な子どもへの配慮もあるか?
A:民間でも受け入れられるようにしていきたい。公がしっかりサポートする。

Q:年長のときに転園することになるが、希望すれば民間こども園の幼稚園部に編入できるのか?
A:今の時点では「確約」は難しい。今後の課題であるが、検討していく。

Q:尾崎幼稚園の跡地はどうなるのか?
 (希望としては、公園がほしい)
A:まだ未定である。

尾崎幼稚園は、
昨年の台風以来使えなくなった棟を取り壊し、
園庭にする工事をしていました。
芝生のあるすてきな庭が見えるようになります。


最後に市長から、
●新しい民間のこども園については、
「これまで阪南市にはなかったような」「魅力ある」園にしたいと思う

●支援の必要な子どもへの受け入れについても、「再度、共通の認識を持ち」「守るべきこと」を公立私立の園所による「ラウンドテーブル」で共有していきたい。
という「夢」が語られました。

以上、尾崎幼稚園での説明会でした。
朝日幼稚園については、②で。