~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/8/2(金)昨日は総務事業常任委員会でした

2019年08月02日 | 議員
昨日8月1日は、総務事業常任委員会でした。私は委員ではないので、傍聴しました。


案件の1、4、5は、
法律の整備による条例制定や、
下水道事業における審議会の設置条例についてです。

2の「阪南市住民投票条例(案)」については、パブリックコメントもあり、質問や意見が多数ありました。






主には
●請求権
有権者数の1/6以上(阪南市では約8000筆)は、厳しい。請求は、もう少しハードルを下げては?
→1/50~1/3まで、メリット・デメリットを検討した。他市の状況からも妥当。

●投票権
永住外国人の投票権について
・対象者は何人?
→6月現在、約221名
・他市町ではどうか?
→52自治体中、28自治体が認めている
・経過は?
→検討部会を2年間で9回持ち、検討

といった質疑がありました。

3「阪南市森林環境譲与税基金条例(案)」について


●森林環境税は、令和6年度から、国民に年額1000円課せられる税金
●これが、国から市町村に対し譲与されるのが、森林環境譲与税。
●税の徴収は令和6年度からだが、譲与は今年度から

ということで、
今年度、予定では299万円程度、
譲与があるそうです。
委員からは、
「桜の園に向かう林道の整備に使っては?」という意見が出ていました。

阪南市には整備が必要な山も多いので、
現状を的確に把握し、
計画的に使ってほしいと思いました。

委員会では、
知らない動きがいろいろ話題になります。
国の動向について知っておくことも必要だし、
委員会の前に、
担当課に聞いておくことも必要なのかなあと思いました。

19/8/2(金)厚生文教常任委員会でした

2019年08月02日 | 議員
厚生文教常任委員会でした。


案件(1)~(3)までは、
国や市の条例等に変更、改正、見直しがあり、
それに伴っての改正(案)です。
特に質問もありませんが、
一点、


最初の「女性活躍推進の観点から」という表記が引っ掛かります。
男性でも姓が変わって不自由に思っていた人もいるでしょうし、
夫婦別姓を認める方法もあるのに、
「女性活躍推進」とかいうことばで、
本題を濁している感、満載です。
修正を申し入れればよかったと、反省。

(4)の案件は、
(5)のその他①「幼児教育・保育の無償化について」の内容説明が必要ということで、
(4)と(5)①は、併せて審議しました。

無償化については、
広報はんなん8月号に、
チラシが挟み込まれていましたが、
今日の資料はこちら。


1の③で無償化の対象者が、
「保育の必要性が認められる世帯」とあったのが気になり、質問すると、
「保育所に入所の理由がある世帯」とのことで、
「保育の必要性がない家庭が利用の場合は対象にならない」という回答。

広報はんなんに挟み込まれたチラシでは、
「無償化対象となるためには、新たな保育認定が必要」とあるだけで、
具体的には書かれていないので、
ちょっと混乱するかもしれません。

でも、もともと、「帰ってもあそぶ友だちがいない」環境も考えての預かり保育だったのに、
働いていれば無償、働いていなければ有料、というのは不公平感があると感じます。

(5)②は、「阪南市のいじめ防止対策の取り組みについて」の報告。


「いじめ」の行為や事実の認知に関する記述がほとんどで、
今、子どもたちが日常抱えているストレスや不安、不満が、
「いじめ」の要因にあることは明記されていませんでした。
しっかり文章化してほしかったです。

さまざまな対応についても、
基本は「子どもの権利」をしっかり伝えていくことだということが押さえられていないので、
学校目線で、
「早期発見」とか「適切な対応」という内容になっています。
一人一人の子どもたちの「声」をていねいに聴き、
向き合っていくことが、
いじめをなくしていく環境、
子どもたちの安心につながっていくのだと思います。

アンケートなども、
おとなが聴きたいこと、ではなく、
子どもが伝えたいことを書けるような工夫が必要で、
ぜひ、子どもたちの意見を生かしてほしいと思いました。

(5)④の「介護予防拠点(老人福祉センターの再構築)について」(案)には、
「いつ、こんな話、しましたっけ?」という感じです。




来年4月までに、
3ヶ所の「介護予防拠点」の事業者を募集ということですが、
●対象は「日常生活に支障のない高齢者」だが、障がい者、子ども、一般地域住民もOK

●1ヶ所定員40人

●東鳥取圏域か尾崎圏域で2ヶ所、西鳥取圏域か下荘圏域で1ヶ所

●耐震基準を満たした建物を確保

●介護予防教室開催に当たっては、プログラムにあった有資格者が必要

など、かなりハードルが高いけれど、
応募はあるのか?と思いました。

⑤は、「少子化対策に関する事業の実施について」で
●不妊不育治療費助成事業
●妊婦歯科健康診査
が報告されました。




9月議会で補正予算計上、
広報10月号でお知らせ、とのことですが、
待っている方も多いと思うので、
少しでも早くお伝えしたいと思いました。

妊婦歯科健康診査は、
妊娠期から出産後までの交付金とのことなので、
出産後のほうがうれしいのでは?と思いますが、
「妊娠期に健診を受け、かかりつけ歯科医とつながる」ことを目指すそうです。
妊娠期には治療ができないこともあるので、
出産後、託児つきの歯科健診がうれしいという意見だけは伝えました。

最後に、
市民プールの開放が、今年も10日までだったので、
「10日以降開放するプールは1つでもいいから、検討してほしい」という意見を伝えました。

いつも、
議員も職員も合意することなく終わるので、
すっきりしない会議です。