~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/8/10(土)自然の中で感じる子どものチカラ~子どもキャンプ2019 1日め~

2019年08月10日 | 子ども・子育て
子どもNPOはらっぱの夏の恒例事業「子どもキャンプ」が、
今日から2泊3日でスタートします。

もう20年以上も続いている事業で、
小4~小6の子どもたちでスタートした初めての「子どもキャンプ」が、
今では、中学生、高校生、高校生以上の大学生、社会人の青年たちまで参加する事業として育ってきました。

毎年4月から、
中学生以上の有志が集まり、
10回以上の実行委員会を持って、
行き先から始まり、
2泊3日の企画をすべて計画して
当日を迎えます。

今年の行き先は、
子どもたちには絶大な人気の「川あそび」が楽しめる場所です。


年齢も住む地域も違い、
日常的に顔を合わせる子も、
初めての子もいる集団の中で、
子どもたちは、
たくさんのチカラを見せてくれます。

①川あそび
真夏の陽が照りつける日でも、
川の水はやっぱり冷たいのですが、
子どもたちは本当によくあそびます。
穏やかな川で、
宿のおじさん手作りのいかだや板のボートに乗ったり、


浮き輪でつながるナゾのあそび


必ずやる、岩からのジャンプ


すべて、
青年たちのサポートつきで、
途中休憩入りで2時間たっぷり、
あそべた時間でした。
ただ、
数年前まで、疲れを知らずに川あそびを楽しんでいた青年たちの感想は、
「疲れた~年取ったわ」でした。

はらっぱのさまざまな事業では、
「あそびに参加しない」のも「あり」で、
川あそびに参加せず、
部屋で過ごした子どもたちも数人いました。

②流しそうめん台で水あそび
子どもたちは、ちょっとの時間でも、
あそびものではないものでも、
本当によくあそびます。
今日の「あそび」は、
宿に常設の、
湧き水を利用した流しそうめんの台で、
「水をせきとめてあそぶ」あそび。






せきとめていた手を離すと、
勢いよく水があふれて、
流れの下にいる子に水がかかるのがおもしろくて、
みんなびしょびしょになりながらあそんでいました。

これは、
青年から、「明日流しそうめんで使うものだから、あそぶな」
「夕飯の準備中だ」と注意され、終了。
以前はあそぶ側だった青年のことばに、
微笑ましい気持ちになりました。

③夕食はカレー対決
夕食は、「全く同じ材料で作るカレー対決」
班に分かれての料理は、
子どもキャンプの楽しみのひとつ。
包丁を持ったことのない(持たされたことのない)小学生もいて、
同じ班の青年による、
「食材の切り方」講座が始まります。


できあがったカレーは、
同じ食材とは思えないほど、
本当にみんな違います。












どれが一番おいしかったかの投票結果は、明日わかります。

④夜食づくりもあそび
夜、お風呂の順番待ちの子どもたちのあそびは、
部屋でゲーム。
電子ゲームは禁止なので、
トランプやよくわからないゲーム。




そして、
なぜか夕食の残りご飯でおにぎりづくり


初めておにぎりを作った子が、
「ハマるわ、これ」と言っていました。

⑤夜もあそぶ
就寝時間は10時。
ただ、まだ寝たくない子は、
「あそび部屋」で、
青年たちが「もう寝よう」というまで起きていられます。
外から覗くと、
ほとんどの子があそんでいました。


12時過ぎ、
青年たちが、「もう寝るよ」と言っても、
数人は、
「眠くない」「寝たくない」「こわい」「いやや、あそぶ」
と口々に言うのですが、
「帰る前の日の明日はいいけど、今日は、ダメ」という青年のことばで、
そのうち静かになりました。

明日につづく……