Sightsong

自縄自縛日記

ヨルダン・コストフ+Ganesha@千駄木Bar Isshee

2023-11-28 08:35:17 | アヴァンギャルド・ジャズ

千駄木のBar Isshee(2023/11/27)。

Yordan Kostov (accordion, vo)
Ganesha (electronics, vo)

ふたりともマケドニア出身。Ganeshaさんの音はちょっと不思議なもので、ヴォイスも加えて雑踏のよう。その雑踏をヨルダンさんが歩き回り、立ち止まり、弾いて音風景を成している。背景にはバルカンからインド、東南アジアまでの音の記憶があるはずだ。定形が記憶だとして、そこから不定形との間を往還するありようが魅力的。

Fuji X-E2, MIR-20M 20mmF3.5 (M42), Pentax-A 50mmF1.2 (PK)(※お客さんとして来た写真家のGan極楽商会さんのレンズを借りた)


Eri Liao 家族会議 presents 台湾原住民族タイヤル族・リムイ アキ著『懐郷』読書会+ミニライヴ@渋谷Li-Po

2023-11-26 22:39:44 | 中国・台湾

渋谷のLi-Po(2023/11/26、マチネ)。

台湾原住民・タイヤル族のリムイ・アキが書いた小説『懐郷』(台湾では先住民族のことを原住民と称する)。ここに登場する男たちは救いようがないほど乱暴で、酒に溺れ、妻を人間でないかのように扱う。男性としては我が身を責められているようでつらい―――そんな行動はしていないとしても。その「許してくれない」感覚こそが、これまでマイノリティ文学が女性目線で書かれてこなかったことの裏返し。在日コリアン文学にもそのようなところがある、梁石日とか、というコメントがあった(そういえば、李恢成だってそうだ)。

以前、エリ・リャオさんがアントニオ・カルロス・ジョビンのボサノヴァをタイヤル語で歌ったときには驚いた。それは外部での表現であり、「当事者」を代表しているわけでも背負っているわけでもない。『懐郷』でもまた、図式的なキャラの当てはめが回避されているという。大文字で語ることと回避すること、当事者性を引き受けることと回避すること、正解はないしバランスを取ろうとする行動すら正しいかどうかわからない。

たとえば他の原住民・アミ族やパイワン族の中にはみんなで一緒に愉しく声を合わせる歌があるのに対し、なぜかタイヤル族の歌はひとりで呟くようなものだという(エリさん曰く、フリースタイルのラップのような)。山の中で相互の行き来が難しいからこその文化のありようで、おもしろい。タイヤル族は口琴も多く使う。

それどころか日本の歌謡曲のレコードを買ってきてみんなで聴いたり(<骨まで愛して>など)、自ら日本の歌を作ったりもすることもあったという。もちろんここには日本の統治時代の影響がある。蕃童教育所(「蕃」とは未開、未開の子どもを教育するなんて酷い名前)では日本の唱歌も教えていた。ところでなぜみんなで聴いたかというと、市場経済・貨幣経済が浸透しておらず、豚肉もレコードもだれかが買い、山に持ってあがり、共有していたからだ。(このあたり、沖縄のゆいまーるや共同売店を想起させるところがある。)

そのような話をした。最後にエリさんのライヴ。

Fuji X-E2, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)

●エリ・リャオ
エリ・リャオ・インタビュー(Taiwan Beats)(2023年)
エリ・リャオ+太田朱美+伊藤志宏@成城学園前Cafe Beulmans(2023年)
音楽詩劇研究所・ユーラシアンオペラ2022「A Night The Sky was Full of Crazy Stars」@SHIBAURA HOUSE(2022年)
エリ・リャオ+河崎純~台湾歌@ココシバ(2022年)

●台湾原住民
新井一二三『台湾物語』
何義麟『台湾現代史』
丸川哲史『台湾ナショナリズム』
佐谷眞木人『民俗学・台湾・国際連盟』
黄銘正『湾生回家』
ウェイ・ダーション『セデック・バレ』
侯孝賢『非情城市』
Sakurazaka ASYLUM 2013 -TAIWAN STYLU-
デイヴィッド・ダーリング+ウールー・ブヌン『Mudanin Kata』
Panai『A Piece of Blue』、Message『Do you remember the days when we could communicate with ...』
趙暁君『Chinese Folk Songs』二二八国家記念館、台北市立美術館、順益台湾原住民博物館、湿地、朋丁、關渡美術館(、当代芸術館)


影山朋子@恵比寿KATA

2023-11-25 10:03:28 | アヴァンギャルド・ジャズ

恵比寿のKATA(2023/11/24)。

Tomoko Kageyama 影山朋子 (marimba, vo)
kiss the gambler (key, vo)
Kei Tainaka 田井中圭 (sitar, g)
Kazuki Watanabe 渡邊一毅 (cl)

影山朋子さんのアルバム『Tampopo *2〇2●』のレコ発ライヴ。4年前(2019年)に台北に行ったとき、サックスの謝明諺(シェ・ミンイェン)さんに誘われてレコーディングに立ち会い、リーダーのギタリスト・陳穎達(チェン・インダー)さんを知ることとなった。かれがいまNYに住んでおり、やはりNYで活動するパートナーのヴァイブ奏者・蘇郁涵(スー・ユーハン)さんを紹介してもらい、新アルバムのレビューを書いた。するとそれが縁になってユーハンさんと仲が良いという影山さんと知り合うことができた。奇妙なものである。

それにしてもマリンバの弾き語りなんてほとんどいないのではないだろうか。マレットごとに微妙に異なり柔らかい音と声とが、なかなか聴いたことのないサウンドを生み出していた。オープニングでも登場した田井中圭さんのシタールは小型でシタールらしくなくて、それがおもしろい。kiss the gamblerさんのまっすぐな世界も、渡邊一毅さんのみごとなクラリネットも心地よかった。

そして世田谷のアリクさんの硴ごはん。

Fuji X-E2, Leica Elmarit 90mmF2.8 (Leica M)


甲斐正樹+遠藤ふみ+則武諒@神保町試聴室

2023-11-24 08:04:17 | アヴァンギャルド・ジャズ

神保町試聴室(2023/11/23)。

Masaki Kai 甲斐正樹 (b)
Fumi Endo 遠藤ふみ (p)
Ryo Noritake 則武諒 (ds)

甲斐さんのサウンドは好きで、これ見よがしなアタックも雰囲気づくりもないのに、余計な力をぬきつつ全体性を作り出すような感覚。<無題>で最初は何の気もなさそうにコードをぽつんぽつんと弾き、そのうちにうたの世界があらわれた。則武さんのドラムスもまたアタックよりもアタッチ。

「ジャズを愉しそうに弾く遠藤ふみさん」もおもしろいのだけれど、<Where or When>の途中でジャズピアニストなら旋律を目立たせるであろうところ、静かに抑えて弾いていた。そのために旋律に耳が引き寄せられて、やはり独特なんだなと思った。

Fuji X-E2, MIR-20M 20mmF3.5 (M42), Leica Elmarit 90mmF2.8 (Leica M)

●甲斐正樹
野津昌太郎+塙正貴+甲斐正樹@池袋FlatFive(2023年)
遠藤ふみ+蒼波花音+甲斐正樹@中野Sweet Rain(2023年)
Yukari Endo Project『DROP, DROP, SLOW TEARS』レコ発@渋谷公園通りクラシックス(2023年)
渋谷毅+外山明+甲斐正樹@なってるハウス(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
Yukari Endo Project『DROP, DROP, SLOW TEARS』(2022年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)

●遠藤ふみ
塙正貴+遠藤ふみ@成城学園前Cafe Beulmans(2023年)
遠藤ふみ+野津昌太郎+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+潮田雄一、AccentGrave@七針(2023年)
藤原大輔+遠藤ふみ@なってるハウス(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
蒼波花音+遠藤ふみ+ショーン・コラム@水道橋Ftarri(2023年)
サラダマイカル富岡製糸場グループ 、フジワラサトシ+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+沼尾翔子+荻野やすよし@柏Nardis(2023年)
詩與歌的靈魂夜 A Soulful Night of Poetry and Songs(JazzTokyo)(2023年)
遠藤ふみ+蒼波花音+甲斐正樹@中野Sweet Rain(2023年)
ガラグア、沼尾翔子+遠藤ふみ@七針(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.7 遠藤ふみ(JazzTokyo)(2023年)
Thieves@神保町試聴室(2023年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2023年)
荻野やすよし+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
秋山徹次+遠藤ふみ+岡川怜央@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
齊藤涼子+遠藤ふみ@u-ma kagurazaka(2023年)
浅野昭一+高橋麻理絵+遠藤ふみ@下北沢Apollo(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ@水道橋Ftarri(2023年)
幽けき刻@成城学園前Cafe Beulmans(2022年)
やみのうつつ vol.1@神保町試聴室(2022年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2022年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
遠藤ふみ『Live at Ftarri, March 8, April 11 and June 27, 2021』(JazzTokyo)(2021年)
青木タイセイ+遠藤ふみ+則武諒@関内・上町63(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その3)(2021年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その2)(2021年)
本藤美咲+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)

●則武諒
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)
青木タイセイ+遠藤ふみ+則武諒@関内・上町63(2021年)
クリス・ヴィーゼンダンガー+かみむら泰一+落合康介+則武諒@中野Sweet Rain(2019年)
福冨博カルテット@新宿ピットイン(2015年)


塙正貴+遠藤ふみ@成城学園前Cafe Beulmans

2023-11-24 07:49:38 | アヴァンギャルド・ジャズ

成城学園前のCafe Beulmans(2023/11/23、マチネ)。

Masaki Hanawa 塙正貴 (as)
Fumi Endo 遠藤ふみ (p)

塙さんを前回観たときも、アルバム『Silence』からも、その場の空気に馴染むようなサウンドという印象を受けていて、今回、間近で観てそのおもしろさを実感した。つねにシャギーな音を出しており、管を共鳴させるとずいぶん柔軟に現れたりまた姿を消したりする。鳴らしきったときには金属的な感覚もあったりして、やはりおもしろい。

今回はインプロが多く、遠藤さんは分散的に近づきながら次第にインプロ=曲に収斂させるようで、愉しい音遊び。

Fuji X-E2, MIR-20M 20mmF3.5 (M42), Leica Elmarit 90mmF2.8 (Leica M)

●塙正貴
野津昌太郎+塙正貴+甲斐正樹@池袋FlatFive(2023年)

●遠藤ふみ
遠藤ふみ+野津昌太郎+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+潮田雄一、AccentGrave@七針(2023年)
藤原大輔+遠藤ふみ@なってるハウス(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
蒼波花音+遠藤ふみ+ショーン・コラム@水道橋Ftarri(2023年)
サラダマイカル富岡製糸場グループ 、フジワラサトシ+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+沼尾翔子+荻野やすよし@柏Nardis(2023年)
詩與歌的靈魂夜 A Soulful Night of Poetry and Songs(JazzTokyo)(2023年)
遠藤ふみ+蒼波花音+甲斐正樹@中野Sweet Rain(2023年)
ガラグア、沼尾翔子+遠藤ふみ@七針(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.7 遠藤ふみ(JazzTokyo)(2023年)
Thieves@神保町試聴室(2023年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2023年)
荻野やすよし+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
秋山徹次+遠藤ふみ+岡川怜央@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
齊藤涼子+遠藤ふみ@u-ma kagurazaka(2023年)
浅野昭一+高橋麻理絵+遠藤ふみ@下北沢Apollo(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ@水道橋Ftarri(2023年)
幽けき刻@成城学園前Cafe Beulmans(2022年)
やみのうつつ vol.1@神保町試聴室(2022年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2022年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
遠藤ふみ『Live at Ftarri, March 8, April 11 and June 27, 2021』(JazzTokyo)(2021年)
青木タイセイ+遠藤ふみ+則武諒@関内・上町63(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その3)(2021年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その2)(2021年)
本藤美咲+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)


石川高+香村かをり@不動前Permian

2023-11-23 09:07:51 | アヴァンギャルド・ジャズ

不動前のPermian(2023/11/22)。

Ko Ishikawa 石川高 (笙)
Kaori Komura 香村かをり (Korean percussion)

記憶にある香村さんの演奏よりも格段に素晴らしく、驚いてしまった。鐘の音は多層的で、楽器を変えるときにサウンドの断絶がない。ひとつひとつの音色やリズムの変化によりうねるグルーヴが創出されており、これは韓国音楽でいうところの「長短」でもあった。

石川さんの和音は静かに平面的に広がってゆくようであり、時間軸も含めて三次元的。聴いていて陶然とさせられる。

Fuji X-E2, MIR-20M 20mmF3.5 (M42), Leica Elmarit 90mmF2.8 (Leica M)

●石川高
高橋アキ+石川高@神保町試聴室(2023年)
山㟁直人+石川高+アンドレ・ヴァン・レンズバーグ『翠靄(Suiai)』(JazzTokyo)(-2022年)
「ジョン・ラッセルを追悼する」@下北沢アレイホール(2022年)
間(ま)と楔(くさび)と浮遊する次元@新宿ピットイン(2021年)
アンドレ・ヴァン・レンズバーグ+石川高+山㟁直人@喫茶茶会記(2020年)
フローリアン・ヴァルター+石川高+山崎阿弥@Bar subterraneans(JazzTokyo)(2019年)
ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、すずえり、大上流一、石川高、山崎阿弥@Ftarri(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)(2018年)
齋藤徹ワークショップ「寄港」第ゼロ回@いずるば(2017年)
エヴァン・パーカー@スーパーデラックス(2016年)
一噌幸弘『幽玄実行』『物狂 モノグルイ』(JazzTokyo)(2011年)

●香村かをり
『オフショア』第三号に「プンムルと追悼」を寄稿(2023年)
秋分の午後@喫茶茶会記(2020年)
Kazumoto Endo+香村かをり、Shikaku、竹田賢一+大熊ワタル@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2020年)
関東大震災97周年/韓国・朝鮮人犠牲者追悼式(2020年)
ラッパとタイコ@阿佐ヶ谷天(2020年)
梅津和時+香村かをり@白楽Bitches Brew(2020年)
三浦一壮+丸田美紀+香村かをり+木村由@なってるハウス(2020年)
金剛督+香村かをり+大由鬼山@包丁処たち花(2020年)
呉充功『隠された爪跡』、関東大震災96周年/韓国・朝鮮人犠牲者追悼式(2019年)


弾き語りの夜@Ftarri

2023-11-21 07:49:18 | アヴァンギャルド・ジャズ

水道橋のFtarri(2023/11/20)。

Shoko Numao 沼尾翔子 (go, vo)
Aoi Tagami 田上碧 (g, vo)

うたへのアプローチが異なるふたりのソロ対バンなんておもしろい。

沼尾さんは声の発出過程に焦点を当て、その発出された声に責任を持ってリアルタイムでうたをたどってゆく感覚。

田上さんはうた世界のスノードームを作っては提示する。うたの着地点も信じているような魅力がある。そして驚くほどの振れ幅。

Fuji X-E2, Leica Elmarit 90mmF2.8 (Leica M)

●沼尾翔子
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+沼尾翔子+荻野やすよし@柏Nardis(2023年)
詩與歌的靈魂夜 A Soulful Night of Poetry and Songs(JazzTokyo)(2023年)
ガラグア、沼尾翔子+遠藤ふみ@七針(2023年)
沼尾翔子@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)

●田上碧
ガラグア、沼尾翔子+遠藤ふみ@七針(2023年)
田上碧@Ftarri(2020年)
池田陽子、増渕顕史、野川菜つみ、田上碧、メーガン・アリス・クルーン@Ftarri(2019年)
田上碧+徳永将豪+松本一哉@Ftarri (2019年)
山田光+坂本光太@Ftarri
(2019年)


下町、鄙、水

2023-11-19 18:41:54 | 関東

川田順造さんの『母の声、川の匂い』(筑摩書房、2006年)というエッセイ集。このアフリカ研究で有名な人類学者が東京の下町のことを書いているなんて驚きだった。

小名木川についての話がおもしろい。もともと、西の隅田川から東の旧中川までを東西に結ぶ運河であり、行徳の塩などの物流のために徳川家康が開削させたのがはじまりだ。川田さんの記憶には、毎朝、伝馬船が行徳から「あねさんかぶりの女八百屋の一行」を乗せてきたり、自分自身も七輪を持って浦安に潮干狩に行ったりした風景がある。だから深川には行徳出身者が多く住んでいたらしい。

もっとも便利なだけではなかった。たしか行徳の地域史には、上りは3時間、下りは6時間を要した時代もあったと書いてあった。山本周五郎が浦安橋のたもとに住んだのは1928-29年のこと、そんなもので都内に通勤していたものだから勤務不良でクビになっている。当たり前だ。

それはともかく、川田さんが東京を「鄙」と見立て、深川あたりを「土地を媒介とする結びつきや血の紐帯が基礎になった、村落共同体の人情やしがらみとはまったくの対極にある、ニヒルでコスモポリットな性格のもの」なんて書くのはさすがである。稲荷が多いことに象徴される住民の迷信深さも、それゆえのことだろう、と。


矢部優子+山㟁直人+広瀬淳二@アトリエ第Q藝術

2023-11-19 10:16:17 | アヴァンギャルド・ジャズ

成城学園前のアトリエ第Q藝術(2023//11/18)。

Yuko Yabe 矢部優子 (p, melodica)
Naoto Yamagishi 山㟁直人 (perc)
Junji Hirose 広瀬淳二 (ts)

『影向』という墨絵と写真の展示にあわせたライヴ。小山康博さんの墨絵は透明なアクリル板にレーザーで焼き付けられてもいて、角度によって鏡のようにも見えて、墨絵の領域を超えている。佐久間雪さんの写真はつや消しの印画紙にプリントされており、それだけでも眼が吸い込まれるようなのに、暗闇に置かれてさらに存在が奇妙なものになっている。

音楽もまた闇の中でかれらの世界と交感しあうものだった。空間に広がり重なるありようから、特有の音を見出しそれが闇の中で浮かび上がってくるように変化していった。

Fuji X-E2, MC MIR-20M 20mmF3.5 (M42), Leica Elmarit 90mmF2.8 (Leica M)

●矢部優子
りら~雲を吐き、星を喰う homages to Tetsu~@山猫軒(JazzTokyo)(2023年)
古池寿浩+矢部優子+増渕顕史@水道橋Ftarri(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
Dance x Music Session Vol. 01(2021年)
穢れ(JazzTokyo)(2020年)
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
大墻敦『春画と日本人』(2018年)

●広瀬淳二
吉田隆一+広瀬淳二@神保町試聴室(2023年)
瀬尾高志+広瀬淳二+高橋佑成+秋元修@神保町試聴室(2022年)
内橋和久+広瀬淳二@千駄木Bar Isshee(2022年)
広瀬淳二+あきおジェイムス+増渕顕史@不動前Permian(2022年)
815展でのパフォーマンス(広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2020年)
広瀬淳二+カル・ライアル+クリスティアン・メオス・スヴェンセン+ダレン・ムーア@下北沢Apollo(2020年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
広瀬淳二+さがゆき@なってるハウス(2019年)
クレイグ・ペデルセン+中村としまる、エリザベス・ミラー+広瀬淳二@Ftarri(2018年)
広瀬淳二『No-Instrument Air Noise』(2017年)
ブライアン・アレン+広瀬淳二+ダレン・ムーア@Ftarri(2018年)
ロジャー・ターナー+広瀬淳二+内橋和久@公園通りクラシックス(2017年)
クリス・ピッツィオコス+吉田達也+広瀬淳二+JOJO広重+スガダイロー@秋葉原GOODMAN(2017年)
広瀬淳二+今井和雄@なってるハウス(2017年)
広瀬淳二+中村としまる+ダレン・ムーア@Ftarri(2017年)
広瀬淳二+今井和雄+齋藤徹+ジャック・ディミエール@Ftarri(2016年)
広瀬淳二『SSI-5』(2014年)
広瀬淳二+大沼志朗@七針(2012年)
広瀬淳二『the elements』(2009-10年)

●山㟁直人
「響む 其の六」@東北沢OTOOTO(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
やみのうつつ vol.1@神保町試聴室(2022年)
山㟁直人+石川高+アンドレ・ヴァン・レンズバーグ『翠靄(Suiai)』(JazzTokyo)(-2022年)
落穂の雨@稲毛Candy(JazzTokyo)(2022年)
新年邪気祓いセッション@山猫軒(2021年)
アンドレ・ヴァン・レンズバーグ+石川高+山㟁直人@喫茶茶会記(2020年)
ピーター・コロヴォス+川島誠+内田静男+山㟁直人+橋本孝之@千駄木Bar Isshee(2019年)
アレクサンダー・ホルム、クリス・シールズ、クラウス・ハクスホルムとのセッション@Permian(2019年)
池田陽子+山㟁直人+ダレン・ムーア、安藤暁彦@Ftarri
(2018年)


酒井俊+馬場孝喜@浦安Bar Seagull

2023-11-19 09:49:35 | アヴァンギャルド・ジャズ

浦安のBar Seagull(2023/11/17)。

Shun Sakai 酒井俊 (vo)
Takayoshi Baba 馬場孝喜 (g)

酒井俊さんが浦安に来るということ自体が意外で、そのブッキングをしたのがドラマーの岡山晃久さんで、前によく浦安で呑んでNY・Smallsの絵描きの話なんかで盛り上がった人。俊さんとは子どもの頃からの知り合いだそうで不思議な感覚。お店はやはり以前にときどき足を運んだロックバー・Speak Easyのあとに作られたところだった。

ギターとのデュオだとみんなで歌の世界を盛り上げるというよりもじっくり、しっとり。<Both Sides Now>も<ナーダム>も<回想>も<思ひで>も、それから<とんかつの唄>もよかった。

●酒井俊
酒井俊+田中信正+ファルコン+落合康介@本八幡cooljojo(2023年)
酒井俊+須川崇志+土井徳浩@下北沢Apollo(2023年)
STFSO@新宿ピットイン(2022年)
酒井俊+瀬尾高志+須川崇志+市野元彦@稲毛Candy(JazzTokyo)(2022年)
酒井俊+纐纈雅代+永武幹子@本八幡cooljojo(2019年)
酒井俊+青木タイセイ+永武幹子@本八幡cooljojo(2019年)
酒井俊+会田桃子+熊坂路得子@Sweet Rain(2018年)
酒井俊+永武幹子+柵木雄斗(律動画面)@神保町試聴室
(2017年)


mn+マーティン・エスカランテ@高円寺Oriental Force

2023-11-13 07:45:28 | アヴァンギャルド・ジャズ

高円寺のOriental Force(2023/11/12)。

mn:
T. Mikawa T. 美川 (electronics)
Jun Numata 沼田順 (g, electronics)
Martín Escalante (as)

ノイズの濁流に身を任せることの愉しさ。とはいえただの濁流ではなく、美川さんはきらめく音、沼田さんはギターの音、そしてマーティンは高音で、常に濁りの中に道を強引に開いており、こちらも覚醒させられる。

マーティンにサックスについて訊いた。ネックを取り去ってマウスピースを直付しているようにみえるが、実は間にメタルのピースがある。この奏法はマーティン自身が2008年ころに考案して開始した。マウスの穴のさらに内部にネックを接続すると穴が狭くなってしまう。マウスピースとサックス本体を外側から接続するなら穴は狭くならず、喉や口の中の音を直接的に音に反映できるからだ、とのこと。

決して柔軟な接続パーツではないのに、かれはサックスを床に叩きつけて吹き続け、その結果、ぐにゃぐにゃと接続部が曲がって衝撃を受け止めているようにみえた。やはりこのプレイも衝動と直接性。

Fuji X-E2, MIR-20M 20mmF3.5 (M42)

●マーティン・エスカランテ
『阿部薫2020 僕の前に誰もいなかった』(2020年)
マーティン・エスカランテ+小埜涼子『Duo』(2019年)
マーティン・エスカランテ+沼田順+石原雄治@なってるハウス(2019年)
マーティン・エスカランテ、川島誠、UH@千駄木Bar Isshee(2019年)
マーティン・エスカランテ+ノア・ソウザ『The Sprawl』(-2019年)
マーティン・エスカランテ+ウィーゼル・ウォルター『Lacerate』(2018年)
シシー・スペイセク『Spirant』(2016年)

●沼田順
中村としまる+沼田順+サム・アンドレア+竹下勇馬@なってるハウス(2023年)
マーティン・エスカランテ+沼田順+石原雄治@なってるハウス(2019年)
沼田順+照内央晴+吉田隆一@なってるハウス(2019年)
mn+小埜涼子@七針(2019年)
mn+武田理沙@七針(2019年)
沼田順+照内央晴+吉田隆一@なってるハウス(2018年)
中村としまる+沼田順『The First Album』(2017年)
RUINS、MELT-BANANA、MN @小岩bushbash(2017年)
内田静男+橋本孝之、中村としまる+沼田順@神保町試聴室(2017年) 

●T. 美川
沖縄電子少女彩+非常階段+纐纈雅代@小岩オルフェウス(2020年)
mn+小埜涼子@七針(2019年)
mn+武田理沙@七針(2019年)
#167 【日米先鋭音楽家対談】クリス・ピッツィオコス×美川俊治×橋本孝之×川島誠(2017年)
RUINS、MELT-BANANA、MN @小岩bushbash(2017年)
T. 美川&.es『September 2012』(2012年)


『個人的な大江健三郎』

2023-11-12 10:15:32 | 思想・文学

ETV特集の「個人的な大江健三郎」。心の危機に直面したときに読んだ大江健三郎というテーマ、共感するところが多かった。自分にとっては二十代のころに読んだ『「雨の木」を聴く女たち』と『人生の親戚』、それから何年か前にあらためて紐解いた『同時代ゲーム』。

漫画のこうの史代さんが、『ヒロシマ・ノート』について語っている。当事者ではない者が苛烈な事象にいかに相対するのか、大きな示唆が得られた、と。それが大江にとって「広島的」すなわち「真に人間的」という表現に象徴されたのだ、と。

いま大江健三郎の「同時代論集」が岩波書店から刊行されていて、まずは第4巻の『沖縄経験』を読んでいる。半分は『沖縄ノート』で読んだものだけれど、やはり発見が多い。「当事者性」ということでいえば、それは日本人たる自身に向けられたものであって、たとえば、「多様性にたいする漠然たる嫌悪の感情が、あるいはそれを排除したいという、なかばは暗闇のうちなる衝動」という指摘であり、スーザン・ソンタグを引いての「倫理的想像力 moral imaginationはいささかもないのか?」という疑問だった。 そしていわゆる集団自決に関して使われた「おりがきたら」。日本軍の責任者であった守備隊長が言い放った言葉であり、「おりがきたら」、過去についてあいまいにしてもよいだろうという自己欺瞞の言葉。

https://www.nhk.jp/.../ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/3P398NPVR2/


遠藤ふみ+野津昌太郎+阿部真武@神保町試聴室

2023-11-06 07:59:57 | アヴァンギャルド・ジャズ

神保町試聴室(2023/11/5)。

Fumi Endo 遠藤ふみ (p)
Shotaro Nozu 野津昌太郎 (g)
Masatake Abe 阿部真武 (b)

遠藤さんは「る゛る゛る゛」など野津さんのプレイを2回聴き惹かれていた。また阿部さんは「る゛る゛る゛」で栗田妙子さんの代わりにサックスの塙正貴さんが入ったときに観て大きなインパクトを覚えた(そのとき池袋のFlatFiveでは野津フィーバーが起きていた)。

そんなわけで全員初の手合わせだというが、モンク曲でも、<It's Only A Paper Moon>でも、各々のオリジナルでも、あまりにも自然で驚く。しかし野津さんはよくわからない和音やリズムを繰り出し、そのギャップを全員が淡々と愉しそうに受け止めていて、聴くほうは時間が止まったような不思議な感覚。遠藤さんの<雨音>であんな乾いたギター音で入るのにまったく違和感がない。

Fuji X-E2, MIR-20M 20mmF3.5, Leica Elmarit 90mmF2.8

●野津昌太郎
野津昌太郎+塙正貴+甲斐正樹@池袋FlatFive(2023年)
野津昌太郎+北川秀生+定岡弘将@池袋FlatFive(2023年)

●遠藤ふみ
遠藤ふみ+潮田雄一、AccentGrave@七針(2023年)
藤原大輔+遠藤ふみ@なってるハウス(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
蒼波花音+遠藤ふみ+ショーン・コラム@水道橋Ftarri(2023年)
サラダマイカル富岡製糸場グループ 、フジワラサトシ+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+沼尾翔子+荻野やすよし@柏Nardis(2023年)
詩與歌的靈魂夜 A Soulful Night of Poetry and Songs(JazzTokyo)(2023年)
遠藤ふみ+蒼波花音+甲斐正樹@中野Sweet Rain(2023年)
ガラグア、沼尾翔子+遠藤ふみ@七針(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.7 遠藤ふみ(JazzTokyo)(2023年)
Thieves@神保町試聴室(2023年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2023年)
荻野やすよし+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
秋山徹次+遠藤ふみ+岡川怜央@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
齊藤涼子+遠藤ふみ@u-ma kagurazaka(2023年)
浅野昭一+高橋麻理絵+遠藤ふみ@下北沢Apollo(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ@水道橋Ftarri(2023年)
幽けき刻@成城学園前Cafe Beulmans(2022年)
やみのうつつ vol.1@神保町試聴室(2022年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2022年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
遠藤ふみ『Live at Ftarri, March 8, April 11 and June 27, 2021』(JazzTokyo)(2021年)
青木タイセイ+遠藤ふみ+則武諒@関内・上町63(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その3)(2021年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その2)(2021年)
本藤美咲+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)

●阿部真武
遠藤ふみ+潮田雄一、AccentGrave@七針(2023年)
長沢哲+阿部真武@Ftarri(2023年)
大谷能生+高橋保行+阿部真武+林頼我@稲毛Candy(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
しばてつ+森順治+阿部真武+加藤哲子+古池寿浩@なってるハウス(2023年)
AccentGrave、鈴木彩文@神田Polaris(2023年)
サラダマイカル富岡製糸場グループ 、フジワラサトシ+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.9 阿部真武(JazzTokyo)(2023年)
Thieves@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+阿部真武@Ftarri(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
大蔵雅彦+阿部真武@水道橋Ftarri(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2023年)
阿部真武+本藤美咲@水道橋Ftarri(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2022年)
加藤綾子+阿部真武@不動前Permian(2022年)
細井徳太郎+阿部真武@水道橋Ftarri(2022年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
池田陽子+阿部真武+岡川怜央@Ftarri(2021年)


ジェームス・ブランドン・ルイス – レッド・リリー・クインテット『For Mahalia, With Love』(JazzTokyo)

2023-11-06 07:58:01 | アヴァンギャルド・ジャズ

#2279 『ジェームス・ブランドン・ルイス – レッド・リリー・クインテット/For Mahalia, With Love』 – JazzTokyo

●ジェームス・ブランドン・ルイス
ジェームス・ブランドン・ルイス+チャド・テイラー『Live in Willisau』(2019年)
ジェームス・ブランドン・ルイス『An UnRuly Manifesto』(JazzTokyo)(2018年)
ジェームス・ブランドン・ルイス+チャド・テイラー『Radiant Imprints』(JazzTokyo)(-2018年)
ジェームス・ブランドン・ルイス『No Filter』(JazzTokyo)(-2017年)