Sightsong

自縄自縛日記

音楽詩劇研究所・ユーラシアンオペラ2022「A Night The Sky was Full of Crazy Stars」@SHIBAURA HOUSE

2022-11-28 23:31:35 | アヴァンギャルド・ジャズ

田町のSHIBAURA HOUSE(2022/11/26)。

出演:ジー・ミナ(歌) エリ・リャオ(歌)
演奏:松本ちはや(マリンバ、打楽器) 熊坂路得子(アコーディオン)任炅娥(チェロ) 小沢あき(ギター)河崎純(コントラバス)
三浦宏予(ダンス) 亞弥(舞踏) 吉松章(舞、謡)坪井聡志(歌)

エリ・リャオさんによる台湾原住民のうた、ジー・ミナさんによる韓国のパンソリ、埼玉県のクルド人の方々による映像を通じたうた、日本語のうた。言葉の意味は必ずしもわからなくとも、身をゆだねていると哀しみも喜びも共有できる感覚がある。イノチへの限りない愛情というべきか。街路から見える、開かれた空間だからなおさらだ。

中国東北地方に生まれ日本への留学中に獄死した詩人・尹東柱の詩がスクリーンに投影される。「オモニ」と目で認識したあとにジーさんが「オモニ」と発声するところでは、驚きで思わず声を出してしまった。

「星ひとつに追憶と/星ひとつに愛と/星ひとつにわびしさと/星ひとつに憧れと/星ひとつに詩と/星ひとつにオモニ、オモニ」

濁りが素敵にエモーショナルな熊坂路得子さんのアコーディオンも、尹東柱が故郷を想って表現した星のような松本ちはやさんの打楽器も、うたでありことばだった。

ところで、尹は次のようにも書いている。恥の感覚、それでも表出せざるを得ないという感覚。このステージでも表出にさまざまな感情がちりばめられており、どの瞬間にもなにか異なるものを見出すことができた。

「人生は生きがたいものだというのに/詩がこれほどもたやすく書けるのは/恥ずかしいことだ。」

Fuji X-E2, XF60mmF2.4, 7Artisans 12mmF2.8

●河崎純
エリ・リャオ+河崎純~台湾歌@ココシバ(2022年)
河崎純 feat. ジー・ミナ『HOMELANDS – Eurasian Poetic Drama –』(JazzTokyo)(2018年-)
ユーラシアンオペラ東京2018(Incredible sound vision of Eurasia in Tokyo)@スーパーデラックス(2018年)


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